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ビジネスソリューション・パッケージ(BSP)で北海道美幌町が抱える課題を学び、地域課題解決のビジネスモデルを立案
- 伊藤忠メタルズ株式会社 さま
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 さま
サツドラホールディングス株式会社 さま
株式会社鈴木商会 さま
セイノーホールディングス株式会社 さま
東日本電信電話株式会社 さま
株式会社ロイヤリティマーケティング さま
- 伊藤忠メタルズ株式会社 さま
業種、業態が異なる企業担当者が一同に集い、自治体の担当者や、地域関係者とのフィールドワークを通じて美幌町の課題を学ぶ2泊3日のプログラムに参加。参加した企業担当者が北海道美幌町の課題解決に向けたビジネスモデルを立案。
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- 異業種人財と意見交換・議論することで自身の視野を広げたい。
- 地域が抱える課題を実際に体験し、課題解決に向けたプロセスを考えてみたい。
- 新たなビジネス機会や協業の可能性を発掘したい。
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- (株)ジャルパックが2泊3日のビジネスソリューション・パッケージ(BSP)を企画してご提供。
- プログラムの講師とファシリテーターに、新規事業立案や事業戦略策定に関するプロジェクト経験が豊富なコンサルタントを迎え、理解度向上と議論の活性化をサポート。
- 業態や業種の枠を超えた交流で、企業および地域による異業種ネットワークを広げる機会を提供。
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- 異なるメンバーとのグループワークを通じて、多様な考え方や視点を感じ、地域、企業同士の新たな"つながり"を実感。継続的な関係性を築く機会となった。
- 現地で実際に活躍されている方とのディスカッションやフィールドワークを通して、地域課題への理解が深まった。
- 地域と企業の交流・共創を通じて新たな気づきを得ることができ、ビジネススキル向上につながった。
交流・共創・合宿型 ビジネスソリューション・パッケージ(BSP)とは
ビジネスソリューションパッケージ(BSP)は、次世代リーダーの育成や地域の関係人口の創出を両立させた新しいアプローチで、企業の業態や業種の枠を超え、地域との交流・共創を実現して地域課題の解決を目指す合宿型プログラムです。

今回実施したプログラムの概要
プロのコンサルタントが講師
プログラムの講師とファシリテーターに新規事業立案や事業戦略策定に関するプロジェクト経験が豊富なコンサルタント(※)を迎え、課題解決型思考、過去・現在・未来それぞれを軸にしたフレームワークなどに基づいた研修で、参加した皆さまの理解度向上と議論の活性化をサポートしました。
課題を抱える地域へ実際に訪問
(株)ジャルパックが2泊3日のプログラムを企画し、地域関係者の皆さまにもご登壇いただきながら、地域で推進されている地域創生の取り組みを学び、体験していただきました。
地域資源を活用した新たな客層誘致や、観光振興の強化による地域経済の好循環、地域産業の活性化に向けて何ができるか。参加企業7社11名の皆さまが、自社の強みを活かしたビジネスモデルを立案し、地域関係者の皆さまとディカッションしました。
今回のテーマとなった地域
半径2kmに町民の約80%が住む自然にあふれたコンパクトシティとして知られる北海道美幌町。美幌町には景観・食・文化・自然体験など多くの観光資源がありますが、それらを連携して進める中心的な人材の不足や、観光資源の整備と活用が課題になっています。
また、美幌町自体の魅力を高め、町全体の観光価値を強化することで、年間を通じて安定した観光客の誘致が求められています。

※講師・ファシリテーター
株式会社シグマクシス 岡田 拓巳氏
デジタル経済下で企業や組織が取り組むべき主要なトランスフォーメーションを支援するコンサルティングサービスを提供。事業構想提案、事業開発、デジタル先端技術、SaaS/クラウド、プロジェクト&プログラムマネジメントなど、多様な能力を擁したプロフェッショナルが、企業や組織の課題解決と新価値の創造を通じ、新たな産業の共創にも取り組む。
プログラム詳細
1日目
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- ・美幌観光物産協会の信太さまから美幌町の現状をご講演
- ・美幌町みどりの村をアウトドアガイド 滝川さまとフィールドワーク
- ・美幌町みどりの村内にあるWorking Space KITENにおいて、振り返り(地域課題・地域資源整理)、立案に向けた自社アセット洗い出し
2日目
美幌町みどりの村内にあるWorking Space KITENにおいて実施
- ・美幌町経済部農林政策課の阿部さまに観光振興の取り組みについて講演いただき、ディスカッション
- ・ピーカン企画 滝川さまのご講演
- ・株式会社バルクリエイト 水野さまのご講演
- ・ワークショップ(1)(解くべき地域課題の決定/活用可能な地域資源の洗い出し)
- ・ワークショップ(2)(事業案立案)
- ・地域関係者の皆さまと懇親会
3日目
美幌町みどりの村内にあるWorking Space KITENにおいて実施
- ・ワークショップ(3)(ターゲット検討・マネタイズ方法検討)
- ・各社発表と地域関係者の皆さまを交えてディスカッション

参加者の声

参加前に、BSPのどのような点に期待していましたか?
- ・異業種の方と集中的にディスカッションできること。
- ・現地訪問やフィールドワークを通じてリアルな社会課題に向き合えること。
- ・地域課題を理解し、他企業の方とアイデアを共有することで視野の広がりが得られること。
実際に参加されて、どのような学び・気付きを得ましたか?
- ・フィールドワークを通じて企業の成功・失敗事例を学び、自分のプロジェクトのヒントを得た。
- ・パンフレットやサイトに掲載された情報だけで効果的な打ち手を考えることは難しく、多様なステークホルダーとの対話の中にヒントがあること。
- ・自治体は複雑で多面的な課題に直面しており、事業を進めるには中長期的な伴走が必要であること。
- ・事業会社としては、利益追求も必要となるため、マネタイズ方法まで確立することが大切であること。
- ・他の会社の方と町の整備や観光について話ができ、経験のない角度の話や進め方などが勉強になった。
今回の気付き・学びがどのように活かされ、またはどのような効果が期待できますか?
- ・自治体や地域の方々とのビジネスや地域創生の取り組みについて再認識することができました。今後も連携を続けていきたい。
- ・複数の課題がある際に、ターゲットや判断基準を明確にした上で一次情報の収集、仮説立て、実行までを迅速に行う姿勢で取り組みたい。
- ・他社や他部門のアセットを活用するオープンイノベーションを実践していきたい。
- ・できない理由を探すのではなく、まずは率直なアイデアを出していく姿勢で取り組みたい。
ビジネスソリューションパッケージ(BSP)はどのような方に勧めたいですか?
- ・地域課題に直接関わる良い機会になるため、若手から中堅層の方。
- ・事業開発経験や自治体との業務経験者。
- ・若手社員同士の事業開発研修や研修後の具体化の観点から企業の人事部やESG関連部署。
ご登壇いただいた地域関係者の皆さま
- ※左から登壇順 組織名などは2025年1月現在
自治体からのコメント
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町内外の異業種の方々が美幌町に集まり、地域課題に対して向き合っていただけたことを嬉しく思っております。
本町の地域資源を活用した提案内容を今後の施策に活かさせていただくとともに、今回参加いただきました企業の皆さまとの関係性を継続、発展させながら町の活性化につなげていきたいと考えております。美幌町副町長 髙﨑 利明さま
担当からのコメント
北爪 一仁
森 淳子
遠藤 剛樹
北海道美幌町の観光課題解決に向けた2泊3日のモニタープログラムを実施しました。
本プログラムでは、地域資源を活用した新たな客層誘致、観光振興による地域経済の好循環促進をテーマに掲げ、参加者の皆さまには濃密な時間を過ごしていただきました。
このプログラムを通じて、ビジネスソリューション・パッケージ(BSP)のエッセンスを体感していただけたと考えております。
VUCAの時代において、企業パーソンに求められる自律性や変化を生み出すスキルの習得を目的とするだけでなく、地域や異業種間の関係構築やつながりの創出を促し、企業のESG戦略への貢献も期待されるプログラムです。
また、地域にとっても域外リソースを活用した課題解決の効果が見込まれ、さまざまなトランスフォーメーションを生み出す可能性を秘めています。
この貴重な学びの機会に、一人でも多くの企業の皆さまにご参加いただけることを心よりお待ちしております。
西田 知人
このたび北海道美幌町で2泊3日の研修が実施され、参加企業おのおのの強みや新たなビジネスの機会など、自治体や参加者双方にメリットがあるプログラムであると実感いたしました。
地域を知る体験や地元で活躍されている方との出会いにより、参加された皆さまが美幌町への思いを強く感じられた様子が印象的でした。
今後も実施できるよう取り組んでまいります。皆さまのご参加をお待ちしております。