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  • 台湾からの移住者への対応力の強化に向け、JAL海外スタッフによるホスピタリティセミナーを実施

    • 熊本県菊池郡菊陽町 さま

菊陽町では、台湾半導体企業(TSMC)の日本子会社設立に伴い、台湾からの移住者の受入環境整備を検討。職員の対応力強化のため、JALの台湾基地客室乗務員によるホスピタリティセミナーを開催。

    • 課題
    • 海外からの移住者への接し方を学び、サービスを拡充させたい。
      海外の文化を理解したい。
    • ソリューション
    • 職員向けに複数回にわたって海外文化を学ぶセミナーを実施。
    • 効果
    • 台湾と日本の文化の違いについての理解が深まった。
      実際に日本で生活をする際に直面するであろう課題を想定することができた。

セミナー実施の背景

  • 2024年2月にTSMCの日本子会社であるJASM社の工場が菊陽町に完成いたしました。それに伴い、台湾からの移住者の増加が見込まれたため、その転入作業を担う窓口職員が台湾の文化・コミュニケーションの取り方などを理解した上で、対応する必要がありました。

セミナー実施後の受講者の反応

2023年6月に実施したセミナーは、受講者の関心が非常に高く、役場の約半数の150名が参加する結果となりました。これまで触れることのなかった台湾の文化を理解することにつながり、窓口での対応に対する不安感が軽減したという声をいただきました。

セミナーの中で多かった質問、感想など

  • 台湾の方の飲食の好みやゴミの分別に関する質問などが多くあがりました。ゴミに関して、台湾では日本のように細かく分別はされず大まかに廃棄されているなど、生活習慣の違いを知り参考となったとの声をいただきました。また、台湾語での会話の実践練習なども行いたいとの意見もありました。

今後の方針について

セミナーが好評だったため、次回は主に窓口業務を担当する職員を対象に、使用頻度が高いと思われる台湾語でのロールプレイングを主としたセミナーの開催を予定しています。より実践的な会話の練習を行うことで、自信を持って台湾の方とコミュニケーションできるようになることを目指していただきたいと考えています。

担当からのコメント

    • 日本航空熊本支店 
    • 髙瀬清二

    菊陽町に台湾からの移住者の増加が見込まれ、弊社として何が出来るか社内で検討した結果、台湾の基礎知識や文化の違いを学び、簡単なコミュニュケーションなどを行う「JAL海外スタッフによるホスピタリティセミナー」をご提案したところ、開催する運びとなりました。その結果、約150名の役場の職員の方々に台湾の文化などをご理解いただくことにつながりました。
    参加者の方々に、限られた時間の中で、いかに台湾についてご理解いただけるか、そして関心を持っていただけるかをポイントに、セミナーの内容を検討いたしました。

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