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半島の魅力を発信する機内広告動画を放映し、機内誌にも掲載してプロモーションを実施
- 国土交通省「半島の食のブランド化推進のための官民連携体制構築実証調査」
美しい風景と豊かな食材に恵まれた半島の魅力をより認知してもらうため、広告動画を制作しJAL国内線機内にて放映。機内誌でも特集記事を掲載し、ブランディングを強化。
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- 半島の魅力の発信が不足している。
- 半島のより効果的なプロモーション方法を知りたい。
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- 国内線の機内前方スクリーンと個人モニターにて、JALが展開する半島グルメブランド「HANTO DELICIOUS」の広告動画をそれぞれ1か月間放映。
- 機内誌にて、半島の観光・伝統・食のこだわりなどを紹介する特集記事を掲載の他、JALのふるさと納税サイトにも誘導
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- アンケート調査では、「半島=美食の宝庫」というイメージを新たに持ったと回答した方が8割を超える結果。
- 機内誌「SKYWARD」で紹介した半島のふるさと納税寄付額が増加。
半島地域が抱える課題
半島は三方を海に囲まれており、美しい風景と豊かな食材に恵まれている一方、平地に恵まれていない、都市部からのアクセスが容易ではないなど人口の流出に悩まされています。また、半島の1つである積丹半島の自治体さまは、半島地域の観光資源・伝統・食のこだわりなどを広範囲に発信する効果的なプロモーション方法を模索されていました。
半島地域の魅力を発信する動画の放映
JALは、半島地域の振興を図るため、官民連携で半島産品の発掘・販路拡大等を行い「半島の食のブランド化」を推進する委託事業に参画し、JAL公式ショッピングサイト内に特設サイト「HANTO DELICIOUS」を立ち上げ、国内12の半島から厳選した絶品グルメを客室乗務員がナビゲーターとなり紹介してきました。
さらに、半島の魅力を映像と音、テキストで伝えるため、国内線の個人モニターと前方スクリーンにて広告動画を2か月間配信しました。加えて、ポップアップ店舗やJAL公式Webサイト、JAL公式YouTubeチャンネルでも放映し、半島地域のさまざまな魅力の発信を行いました。
機内誌への掲載を通じた半島のブランディング
機内誌「SKYWARD」の連載記事「このまち探訪」に積丹半島を取り上げ、地域の特徴や観光情報紹介と連動させた広告を掲載することで、観光や伝統、食のこだわりなど半島地域の魅力が伝わるような読み応えのある内容としました。また、積丹半島の商品が掲載されているECサイト「JAL Mall」および「JALふるさと納税サイト」へ遷移する2次元バーコードを設置し読者を誘導しました。
施策の効果
動画は12~1月のJAL国内線主要路線延べ10,890便にて放映。視聴可能者数は約168万人に上りました。店舗で実施したアンケート調査においては、「半島=美食の宝庫」というイメージを新たに持ったと回答した方が86%に上り、そのうち半島グルメに興味が湧いたと回答した方が66%との結果を得ました。
また、機内誌にて取り上げられたことで積丹半島の生産者のもとに読者から大きな反響が寄せられ、ふるさと納税寄付額の増加にもつながりました。
豊かな食材に溢れているという説明がされており、
短編においても視聴者に対して「半島」とはどのような地域かを
理解させることができました。
「美食」をシズル感のある映像にて、
「美旅」を美しい風景など旅情を掻き立てるように、
食の集合化をHANTO DELICIOUSにて表現されていました。
全体的に上質な映像に仕上がっており
機内で放映するにふさわしいレベル感だと思いました。
国土交通省「半島の食のブランド化」推進事業ご担当者さまの声
担当からのコメント
デジタルの時代に、手に取っていただける媒体である機内誌の価値を感じていただけたことはもちろんのこと、全路線、各座席にて訴求できたことは大きな反響があったと思います。また、機内での過ごし方に関するアンケート調査から、86.7%の方が機内で過ごす時間は「特別感・高揚感がある」と回答しており、お客さまの機内エンターテイメントへの関心の大きさがうかがえます。そのような背景からも、魅力的な映像と音声での訴求により、多くのお客さまに半島の魅力をしっかり伝えることができたのではないかと感じます。
今後もJALの機内広告メディアを活用したプロモーションを通じ、地域活性化につながればと思っています。