JAL法人ソリューション・サービスサイト

  • 大分県佐伯市の千本桜の間伐材チップを活用。燻製ナッツ『とびたてスナッツ』を商品化

    • 社会福祉法人希望の森 太陽農園 燻製屋 燻々kunkun さま

燻々は、大分県佐伯市にある桜の名所「岩屋の千本桜」の間伐材を活用して、さまざまな燻製商品を開発、生産しています。また、障がいを持つスタッフが商品一つ一つを丁寧に生産しています。燻々はSDGsを意識し、障がいがあっても人生を楽しめる環境づくりを目指し取り組んでいます。その取り組みにJALが共感したことをきっかけに、JALふるさとアンバサダー(*1)が客室乗務員の知見を活かして商品の選定、パッケージデザインを手掛けるなど両社が協力し合い、旅のお供やちょっとした手土産にぴったりの「とびたてスナッツ」が完成しました。

    • 課題
    • もっと多くの方々に、このおいしい燻製商品を知ってもらいたい。
      情報発信をどのようにすれば良いか悩んでいた。
      従業員に「自分たちが大切な仕事をしている」という自信を持って欲しかった。
    • ソリューション
    • JALふるさとアンバサダーが商品化をサポート。
      JALふるさとプロジェクト(*2)のロゴの活用。
    • 効果
    • JALとコラボすることで商品の知名度が高まった。
      SDGsや福祉施設の発展に取り組む情報が外部に伝わり、多くの応援の声をいただいた。
      販路が拡大し、受注が高まった。

豊かな香りにのせて大分から全国へ「とびたてますように」との願いを込めて商品化

当時、事業を行っていく中で、どのような課題をお持ちでしたか?

燻製商品を作り始めて7年が経ち、毎日丁寧に製造し、商品開発にも力を入れてまいりました。おかげさまで、小規模ながら大分県内をはじめ、全国の小売店さまとの販売契約が増えていましたが、より多くの方々に、この美味しい燻製商品を知ってもらいたいという思いがありました。ただ、どのように情報を発信していけば良いのか悩んでいました。また、従業員のみんなにも「大切なお仕事をしている」という自覚や自信をさらに持ってもらいたいとも思っていました。

今回、JALの「地域産品の商品開発・販路開拓支援」を導入されたきっかけを教えてください。

  • JALの地域活性化活動を知る機会がありました。さらに、大分支店に在籍しているJALふるさとアンバサダーが、客室乗務員として長年にわたり世界を飛び回ってきた知見も活かしながら、商品化をサポートいただけるという事を聞き、我々が持っている美味しい燻製ナッツを一人でも多くの方に知ってもらいたいという情報発信の課題解決につながると考えました。

コラボしてどのような効果を感じられましたか?

  • 商品のプロモーションにつながるイベントへの参加依頼、小売店の紹介、さらにはJALふるさとアンバサダーの熱意ある情報発信により、コラボ商品の知名度は明らかに向上しました。また、SDGsや福祉施設の発展に取り組んでいる情報も発信ができ、たくさんの方々に応援いただいています。最近では、大分空港の土産屋での取り扱いにもつなげていただき、受注も増えております。

共同開発を終えて一言いただけますか?

JALふるさとアンバサダー藤さんのセンスや熱意が大変ありがたく、スタッフも本当に大好きな存在です。一緒に会議に入ってもらい、たくさんのアイデアもいただきました。地元に住んでいると気付かないこともあり、学びにもつながり地元企業の価値向上にもつながったと思っています。

今後の展望をお聞かせください。

  • これからもJALとのコラボを継続し、「とびたてスナッツ」をシリーズ化したいと考えています。今は、第三弾の商品開発を計画しており、ラインナップを増やし、ギフトボックスでの販売を目指しています。また、佐伯市のふるさと納税の返礼品でも取り扱っていただいてますが、この自然豊かな素晴らしい佐伯市の発展にもつなげていきたいと思っています。

担当からのコメント

    • 日本航空株式会社 大分支店 
    • 安部 真弘/JALふるさとアンバサダー 藤 良子

    (安部)もともと、佐伯市の訪問先で「燻々」のスナッツをお土産に頂戴した事がきっかけです。この燻製商品の素晴らしさをもっと多くの方に知ってもらうことで、佐伯市のみなさんが喜んでくださるのではないかと思いアプローチしました。代表の柴田さまとのお話で、さまざまな課題を持っていらっしゃることがわかり、また、「障がいを持っていても持っていなくても関係ない。みんなに生き生きと仕事をしてもらいたい、それが出来ることを証明したい。」という代表の熱いお言葉にも共感し、今回の企画に至りました。
    (藤)太陽農園さまと出会ったことで、間伐材のチップを活用したSDGsの取り組みや社会福祉法人としての素晴らしい活動を多くの方に知っていただきたいと思うようになりました。素敵な商品を作りたいという思いのもと客室乗務員としての経験を活かし、商品化に向けて味・商品名・パッケージデザインなど皆さまとともに作り上げました。燻製の豊かな香りに乗せて「とびたてスナッツ」が皆さまのもとへ飛び立てますように。

    (*1) JALふるさとアンバサダー
    客室乗務員が自身の故郷やゆかりのある地域の活性化のために、選ばれたメンバーで構成されています。地域に移住し、培ってきた知見を活かして、地域資源を活用したコンテンツの創出や商品開発など、地域課題解決に貢献しています。

    (*2) JALふるさとプロジェクト
    「全社員一丸」+「オリジナリティ」+「継続性」をキーワードに、JALグループの知見、経験、技術の活用や異業種連携を通じて多様化する地域のニーズに対応し、地域のさまざまな課題解決に取り組むJALグループの地域活性化活動です。

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