
コスタリカ国境に近いパナマのチリキ県ボケテ村を訪れたカナダの政治家アレクサンダー ダンカン マッキンタイヤーは、自然環境に恵まれ過ごしやすい気候に感動し移住を決意しました。そして1918年コトワ農園を拓いたのです。
現在は、曽孫のリカルド コイナーが四代目当主として、自然環境と地元の先住民ノーヴェの人々の人権を守りながら、おいしいコーヒー作りに取り組んでいます。
この農園の特級畑「ボゴ」は、標高1,710mに位置し豊かな土壌と微気候に恵まれ、その地形的環境が生む昼夜の温度差により、密度の高いコーヒーチェリーがゆっくりと育って行きます。
農園開園100年目の節目の年に収穫されたコーヒーを、ファーストクラスのお客様にご用意いたしました。ブラウンシュガーを思わせる甘く穏やかな香りと、冷涼感のあるフレッシュな柑橘系の酸味が特徴です。クリアで優しい余韻も是非お楽しみください。
コロンビア南部のインサ地区は、ティエラデントロ文化が栄えた秘境です。巨大な地下古代墓穴が無数に大地に広がり世界遺産にも認定されています。アンデスの山々に囲まれた巨大な盆地に、小農家が点在するインサは、もともと高品質のコーヒー産地として知られていましたが、数年前まで反政府ゲリラの勢力範囲だったアンデスの4,000m級の峠を越えなければならず、その上道路事情が悪く、雨が降ると土砂崩れが多発して不通の状態が続くことから、非常に入手が難しいコーヒーでした。
José. 川島 良彰は、この貴重なコーヒーを紹介すべく何度も挑み続けてきました。
治安が不安定で、地理的な問題も抱える産地のコーヒーは、仲買人の存在が非常に重要です。
このインサのコーヒーを、市場で紹介できる様になったのは、農民からも信頼され、José. 川島 良彰の品質に対するこだわりを理解できる仲買人と出会えたからです。
この珍しいコーヒーをビジネスクラスにご搭乗の皆様にお届けします。是非お楽しみください。
「いつ乗っても味わえるいつものJALの味」をコンセプトに、おいしくて飲みやすいコーヒーを作りました。レインフォレスト・アライアンス認証のコーヒー豆を100%(コロンビア産:70%、ブラジル産:30%)使用した、心地よい爽やかな酸味のコーヒーです。また、美味しさだけではなく、地球環境にも配慮したコーヒーをどうぞご堪能ください。
国内線クラスJおよび普通席の一部運航機材においてはソリュブルのコーヒーを提供いたします。
おいしいインスタント コーヒーを作りました。最近深煎りの苦味を強調したコーヒーが主流ですが、本来コーヒーはその酸味を楽しむ飲み物です。酸化したコーヒーの酸っぱさと酸味は違います。
原料には、レインフォレスト・アライアンスの認証コーヒー40%を採用しました。
熱帯雨林とそこに住む人々の暮らしを守る農園に与えられる認証です。
毎年認証コーヒーの割合を増やし、品質も向上させていく進化を続けるコーヒーです。
ゴールデン・トライアングルと呼ばれたタイ北部のミャンマーとラオス国境地帯では、6つの少数民族の人々が、アヘン栽培で生計を立てていました。この地域の森林は破壊され、その結果雨期になると表土が河川に流れ込み、下流で洪水を引き起こす悪循環に見舞われたのです。貧しい人々を助けるため設立された王室メーファールアン財団は、1988 年にこの地域で「ドイトゥン・プ ロジェクト」を開始しました。森を復活させる植林事業に少数民族の男性を雇用し、その後マカダミアナッツと日陰で育つコーヒーの栽培も開始。
女性たちには陶芸や織物の工場を建て、職業訓練が始まりました。今では、この地域からアヘンは一掃され、森が見事に復活したのです。
全体的にまろやかでミネラルが感じられる、すっきりとした後味が特徴です。アヘン栽培 から脱却し、少数民族がコーヒーで自活するサステイナブルなコーヒーを、ぜひご堪能ください。
*銘柄は変更になる可能性があります。