機内

一般的な注意

  • ゆったりとした服装で身体を締めつけないようにしてください。
  • 耳がつまった感じがしたり、痛くなったら水を飲んだり、バルサルバ法を行ってください。
  • 肌を露出しないようにしましょう(ブランケットをご使用ください)。
  • 医療情報と常用薬を機内に持参しましょう。
  • 主治医からの注意事項を良く守りましょう。
  • 暴飲暴食は避けましょう。また、炭酸飲料の飲みすぎに注意しましょう。
  • 適度に水分を補給しましょう。
  • コンタクトレンズははずしておくのが無難です。
  • シートベルトは常時着用しましょう。
  • 足の静脈血栓予防のために、定期的に足を動かすようにしましょう。

以上の点にご注意いただき、快適な空の旅をお楽しみください。

機内で行える旅行者血栓症(深部静脈血栓症)の予防対策

旅行中に起こる可能性のある旅行者血栓症(深部静脈血栓症)

長時間下肢を動かさずに座っていると、脚部の奥にある静脈に血のかたまり(深部静脈血栓)ができることがまれにあります。
この血栓が怖いのは、歩いている間にその一部が血流に乗って肺にとび、肺の血管を閉塞してしまうことです(肺塞栓)。
当初、深部静脈血栓が航空機内のエコノミークラスの旅客から報告されたため、エコノミークラス症候群の名前で知られるようになりました。
しかし、座席のクラスに関係なく、また航空機内以外の交通機関でも一定の姿勢のまま長時間動かなければ、同様の危険性があることから、旅行者血栓症という名称が使用されています。
以下のような病気や症状をお持ちの方が深部静脈血栓症を起こしやすいとされています。
「下肢静脈瘤・下肢の手術・けが・悪性腫瘍・深部静脈血栓症(既往)・凝固能異常肥満・経口避妊薬の使用・妊娠中・出産後」このような症状のある方は、あらかじめかかりつけのお医者様に相談することをお勧めします。

機内で行える旅行者血栓症の予防対策

  • 着席中でも足の運動を積極的にしましょう。

1.足を上下につま先立ちにする

2.つま先を引き上げる

3.ふくらはぎを軽くもむ

  • 時々深呼吸をしましょう。
  • 適度な水分を取りましょう。
  • アルコールは飲みすぎないようにしましょう。
  • ゆったりとした服装で搭乗してください。

旅行者血栓症の初期症状:大腿から下の脚の発赤・腫脹・痛み
このような症状が発生したら、躊躇せず病院で受診してください。

インフライト体操

快適なご旅行のために機内でできるリフレッシュ方法を動画でご紹介します。実際に機内でご覧になれる映像です。

もし具合が悪くなったら

  • 機内で発生しやすい症状とその対処法のページをご覧ください。
  • 客室乗務員へ遠慮なく相談しましょう。
  • 客室乗務員は機内で具合が悪くなったお客さまに応急処置ができるように訓練されています。
  • 乗務員だけでは対応できない場合は、機内に搭乗されている医療関係者の援助をお願いいたします。

航空機内の搭載医療品・医薬品

航空機内の搭載医療品・医薬品については以下のページをご確認ください。