1979年に地元の有志の力ではじまった「千歳・支笏湖 氷濤（しこつこ ひょうとう）まつり」。骨組みに水を噴霧してつくられる氷濤（氷の柱）は、寒さの厳しいこの土地の気候と豊富な湖水があってこそ。まさに、人と自然の力が融合された芸術です。氷の色は透明度と関係しているのですが、支笏湖ブルーとも言われる支笏湖の水は日本屈指の透明度を誇り、凍ると青く輝きます。冬の陽の光を受けキラキラと輝いたかと思えば、曇るにつれ柔らかい光の中でみせる淡いブルーグリーンに。巨大で幻想的な氷の壁を前に、しばし夢見心地な時間が流れていました。
（アートディレクター 矢内里）

アクセス：

JAL便で新千歳空港へ。空港から支笏湖へは車で約1時間。
*新型コロナウイルス感染症の影響により、運航計画に変更がある場合がございます。

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