中米・グアテマラのアンティグア地方に位置する「サン セバスティアン農園」。130年以上の歴史を持ち、開園以来から、受け継がれた伝統と高い技術で知られる名園です。

標高2,000mの特級畑で栽培されたコーヒーは、1日の寒暖差によって密度が高くなり、香りの余韻がより長くなります。その味わいは、アイスワインのように濃縮されたストロベリーを思わせる甘い風味に、とろみのある質感と軽やかな香ばしさがあります。

ブルボン種のナチュラルプロセスとは、本来かくあるべきという決定的な味わいです。

グアテマラの古都アンティグアで130年以上にわたりコーヒー栽培に携わってきたファジャ一族が経営するサン ミゲル農園。長年培われた高い技術から作り出される豊かな風味のコーヒーをベースに、JAL CAFÉ LINESをお楽しみの皆さまのために準備した春限定のコーヒーです。

その味わいは、クッキーやトーストのような香ばしさの中にふわりと漂う柑橘系の芳香。透明感のある軽やかな飲み心地でありながら、充足感のある余韻を体験できます。

ゴールデン・トライアングルと呼ばれたタイ北部のミャンマーとラオス国境地帯では、6つの少数民族の人々が、アヘン栽培で生計を立てていました。この地域の森林は破壊され、その結果雨期になると表土が河川に流れ込み、下流で洪水を引き起こす悪循環に見舞われたのです。貧しい人々を助けるため設立された王室メーファールアン財団は、1988年にこの地域で「ドイトゥン・プロジェクト」を開始しました。森を復活させる植林事業に少数民族の男性を雇用し、その後マカダミアナッツと日陰で育つコーヒーの栽培も開始。

女性たちには陶芸や織物の工場を建て、職業訓練が始まりました。今では、この地域からアヘンは一掃され、森が見事に復活したのです。

全体的にまろやかでミネラルが感じられる、すっきりとした後味が特徴です。アヘン栽培から脱却し、少数民族がコーヒーで自活するサステナブルなコーヒーを、ぜひご堪能ください。