2020年3月29日から、羽田空港第3ターミナル(旧称:国際線ターミナル)の本館4階に、JALファーストクラスラウンジをリニューアルオープンいたします。
寿司職人が目の前で握る「鮨 鶴亭」、開放的で上質なダイニングエリア「JAL’s Table」、新たに設けるラーメンダイニング、そして日本の匠の味をお楽しみいただけるBARサービス「JAL’s SALON」を設置し、JALの最高品質のラウンジサービスをご提供いたします。
最上級のくつろぎと旅の楽しさを演出した新しいJALファーストクラスラウンジで、ご出発前のひと時をゆっくりとお過ごしください。
JALの国際線・国内線ラウンジのリニューアルを手掛けている、日本を代表するインテリアデザイナー小坂竜氏のデザインによる「モダンジャパニーズ」と、それぞれの空間に変化をもたせた「room to room」という考えを併せ、洗練された落ち着きと、バラエティに富んだ空間を展開いたしました。
上品な色合いでまとめた温かな和の空間をベースに、それぞれのエリアを特徴づけるよう配したさまざまな演出が、ひとときの上質な寛ぎと、旅への期待感をご提供いたします。
これまでのJALファーストクラスラウンジを拡張して増席し、面積・座席数ともに、従来の約2.5倍に拡大いたします。
(参考)
エントランスエリア
気品漂う真鍮と、凛とした空気を醸し出す木格子に囲われた上品な空間のなか、印象的な挾土秀平氏の新たな作品がお客さまをお出迎えいたします。
レセプションエリア
挟土秀平氏による、空、雲、太陽を大胆に表現した独創的な左官の壁面「雲上の夜明け」。
アプローチ
桜が咲き誇る屏風が立ち並ぶアプローチの先の、JAL’s Tableを表現したガラスのアートウォールが、食への期待感を高めるとともに、お客さまを誘います。
JAL’s Table
食の楽しさと、空の旅への高揚感を表現した巨大なグラフィックウォールを備えるダイニングカウンターを中心に、明るく開放的で、上質な空間のなかゆったりとお食事を楽しむことができます。
鮨 鶴亭
上品な白木の色合いで構成された象徴的な寿司カウンターを中心に、柔らかく仕切られた落ち着きある和の空間で、お食事をお楽しみいただけます。
成田空港のJALファーストクラスラウンジでご好評いただいている握り寿司を、「鮨 鶴亭」でご提供いたします。JALをご利用いただく世界各国のお客さまに、寿司職人が握る本格的なお寿司をお楽しみいただけます。
また、世界的注目を集める日本酒ブームの立役者の長谷川浩一氏(はせがわ酒店代表)の協力のもと、季節ごとにご用意する3種類の日本酒や、マスターオブワインの大橋健一氏とワインテイスターの大越基裕氏がセレクトしたワインやローランペリエのシャンパンもお楽しみいただけます。
「JAL特製ビーフカレー」、Soup Stock Tokyoの「オマールエビのビスク」、メゾンカイザーの「クロワッサン・バケット」などが楽しめるビュッフェスタイルに加えて、ラウンジスタッフが目の前で取り分けるカウンタースタイル。
テーブルコーディネーターの山本侑貴子氏(*)の演出による「和御膳」、「サラダプレート」、「サンドイッチプレート」、「パスタプレート」、「ミートプレート」など多彩なお料理をお楽しみください。
今回のリニューアルオープンに合わせ、「萬福」の醤油味の「中華そば」が加わりました。
大正時代から続く老舗「萬福」とのコラボレーションによる、秘伝のしょうゆダレをベースとしたあっさりとした醤油味に、色鮮やかなトッピングが特徴のラーメンです。どこか懐かしい味をご堪能ください。
人気ラーメン店の「阿夫利」とのコラボレーションによる、日本らしさを感じられる柚子の香りとあっさりとした塩味の効いたスープが特徴のラーメンです。麺と具材の絶妙なバランスをお楽しみください。
濃厚な豚骨スープに「特製辛味噌」と「辛子高菜」を加え、スパイシーな味わいがお楽しみいただける特製ラーメンです。
通常のお飲み物に加え、お客さまの目の前でご提供するBARカウンターサービスで、日本のクラフトビール、プレミアムウイスキー、クラフトウイスキー、クラフトジン、クラフトウォッカ、日本茶、和菓子などの「日本の匠の味」を、ぜひご堪能ください。
4月 | 温:紅焙じ茶 | 冷:水出し茶 |
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5月 | 温:釜炒り茶 | 冷:水出し茶 柚子 |
6月 | 温:カモミール焙じ茶 | 冷:水出し茶 山椒 |
4月 | 三英堂 「湖都路」 |
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5月 | かん川本舗「塩味饅頭 志ほ万 抹茶」 |
6月 | 豆富本舗「カシューしょうゆ」「うす甘納豆丹波黒豆」 |
4月 | FAR YEAST 東京IPA(Far Yeast Brewing) 常陸野ネストホワイトエール(常陸野ネストビール) |
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5月 | 496(SPRING VALLEY BREWERY) 東京ホワイト(Far Yeast Brewing) |
6月 | 伊勢角屋ペールエール (伊勢角屋麦酒) on the cloud(SPRING VALLEY BREWERY) |
4月 | 嘉之助ニューボーン2019 バーボンカスク19カ月(鹿児島県) |
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5月 | Ichiro's Malt Double Distilleries(埼玉県) |
6月 | 厚岸NEW BORN FOUNDATIONS 4(北海道) |
ご好評いただている、英国の高級靴メーカーJOHN LOBB(ジョン・ロブ)社とのコラボレーションによるシューシャインサービスは、以前と同じ、JALファーストクラスラウンジ内RED SUITEのライブラリールームにて提供いたします。専門のスタッフの手で美しく磨かれたお気に入りの靴で、気分も新たにご出発いただけます。
小坂 竜氏(A.N.D.クリエイティブディレクター)
※ JALファーストクラスラウンジ4階をデザイン
プロフィール
1960年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、株式会社乃村工藝社入社。
現、商環境事業本部A.N.D.クリエイティブディレクター。
"クライアントの思いを魅力的なカタチに落とし込むこと"をモットーに数多くの飲食店をデザインするほか、
マンダリン オリエンタル東京のメインダイニング、新丸ビルの環境デザインなど活躍の場は多岐にわたる。
小坂氏からのコメント
日本の伝統的素材の木とJALのコーポレートカラーの「赤」を基軸に空間を構成し、さまざまな場を提案しています。
ラウンジエントランスはそのなかでも象徴的な場であり、繊細な木格子のなかに、
挟土秀平氏による、空、雲、太陽を大胆に表現した独創的な左官の壁面「雲上の夜明け」、
そして宙に浮いた和花がお客さまをお出迎えします。
日本人の方も外国人の方も、海外へ旅立つ、または戻られる前の大切な時間に、
JALによる「日本のおもてなし」を体感し、寛いでいただけることを意図しました。
挟土 秀平氏(左官職人)
プロフィール
1962年 岐阜県高山市生まれ。1983年 技能五輪全国大会優勝、翌年 同世界大会出場。2001年「職人社秀平組」を設立。
土にこだわる壁づくりを目指し、普段は、近代的な建築物や個人住宅の壁塗りを行うかたわら、日本の伝統的な土蔵や茶室の壁塗りを行う。
天然の土と素材を使った独自の世界の塗り壁作りはモダンかつ斬新で、ほかに類がなく、日本全国はもとより海外でも活躍の場を広げている。
「雲上の夜明け」への想い
雲は自由
雲はいつもその姿を無限に見せて、忘れかけていた記憶の箱を開放してくれる
雲の姿に魅入られながら、いつしか自然に自分の心に向き合う
雲上を飛行するひとときこそが、もの思う旅の本質なのかもしれない
2020年3月27日
日本航空