ミャンマーは、東南アジア北西部ベンガル湾を臨む国で、正式名称はミャンマー連邦、面積約68万km2、人口約5,322万人、首都は2006年10月10日にヤンゴンからネーピードーに移されました。
ミャンマーは、1044年に初の統一国家パガン朝が誕生。1735年にはアラウンパヤ朝が成立し、1886年に英領インドに併合されました。第2次世界大戦中は日本軍に一部を占領されましたが1948年に独立を達成。以後ビルマ式社会主義を進めましたが、軍事クーデータや少数民族の独立武装闘争などで政情は安定せず、1988年に軍政が施行され、1989年には国名をビルマからミャンマーに変更しました。2006年10月10日、ミャンマーの首都は旧首都のヤンゴンの北約320kmのピーンマナのジャングルを切り開いて、官庁街が建設され、ネーピードー(王都)と名付けられて新首都となりました。一般国民の出入りは禁じられています。
ミャンマーは、戒律の厳しい小乗仏教の国で、国内の各地にパゴダと呼ばれる巨大な仏塔が点在しています。旧首都ヤンゴンにはミャンマー最大の聖地、シェダゴォン・パヤーがあり、エーヤワディー(イラワジ川)川中流域、パガンにはミャンマー屈指の仏教遺跡も残されて、エーヤワディー川の遊覧船や、遺跡めぐりの馬車で観光を楽しむ人も増えています。 言語:公用語はミャンマー語。英語が通じる場所は、ホテル・高級レストランなど限られています。
人口:約5,322万人
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