ハノイの中心部にある南北に長い湖。湖名は、ベトナム語の還剣湖という意味でレー朝を築いたレー・ロイが明軍を破った伝説に由来しています。湖には二つの小島があり、南の小島には八角形の亀の塔が立てられています。北の小島には玉山祀と呼ばれる祠が立てられ、赤い橋が対岸まで架けられています。湖の周囲にはベンチが置かれ、市民の憩いの場所になっています。 |
ホアンキエム湖の北側にある旧市街は、11世紀の李朝の城下町で、36の通りに分けられ、仕事に関係する名前が付けられ、職人たちの住居や仕事場があったところ。現在は通り名に関係なく、店が並んでいます。水上人形劇グッズ、ベトナムの伝統楽器、アオザイの仕立て店、銀製品、陶器、食料品、日用雑貨など通りごとに異なる店が並んで当時の面影を残しています。 |
ハノイ市外から車で3040分。バッチャン村は、陶磁器造りで知られる村。15世紀から陶磁器造りが始まり、今でも村の人口約2、000人のうちの9割近くが陶器作りをしています。
白地にブルーが印象的なベトナム陶磁器を生産するバッチャンの陶磁器工房の見学も可能で、通りの左右に並ぶ店でカラフルな壷や小皿、茶器などさまざまな陶器に出会えます。 |