スロベニア基本情報

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スロベニア

プロフィール

スロベニアは、ヨーロッパ中南部に位置する国で、正式国名はスロベニア共和国。面積は日本の四国とほぼ同じの約2万273km2、人口は約200万人で、首都はリュブリャナです。
スロベニアは、古くはフランク王国、神聖ローマ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国などに支配されましたが、1918年にセルブ・クロアート・スロベーン連合王国(ユーゴスラビアの前身)の創設に参加。1929年にユーゴスラビア王国に改称し、第2次世界大戦で一度は解散しましたが、1945年にユーゴスラビア人民共和国として生まれ変わりました。チトー大統領率いるユーゴスラビアからの独立機運が高まり、1991年6月25日、スロベニアは独立を宣言。ユーゴスラビアが軍事介入しましたが、交戦し、ユーゴスラビアを撤退させて、完全に独立国家となりました。現在は国連と欧州連合(EU)に加盟し、農業と加工貿易で発展の道を歩んでいます。
スロベニアは、オーストリア、ハンガリー、クロアチア、イタリアと国境を接し、北西のユリアン・アルプスがクロアチアのディナリ・アルプスへと連なっています。スロベニア西部中央に位置する首都リュブリャナは、ルネッサンスやバロック様式の建物が残る旧市街。1144年に建設されたリュブリャナ城、イタリアの影響を受けたフランシスコ教会などの歴史的建造物などが残されて、中世の面影を伝えています。また、国土の半分が石灰岩層のスロベニアには、6,000以上の鍾乳洞があり、ヨーロッパ最大のポストイナ鍾乳洞や、世界遺産のシュコイツィアン鍾乳洞などを見学に、世界各地からたくさんの旅行者が訪れています。
言語:公用語はスロベニア語。ドイツ語、英語、イタリア語も通じます。  人口:約200万人

MAP

渡航手続き

通貨/両替

通貨

通貨単位 €(ユーロ)、補助単位:¢(ユーロ・セント)(€1=100¢)
紙幣の種類 7種類
€5、10、20、50、100、200、500
硬貨の種類 8種類
1、2、5、10、20、50¢、€1、2

両替

スロベニア共和国では

日本から€を持参すると両替の必要がなく便利です。スロベニアでは日本円からの両替は、リュブリャナなどの大都市では両替が可能ですが、地方では両替ができない場合があります。両替は空港、銀行、郵便局、ホテル、街中の両替所などで。

通関

免税・持ち込みの制限

通貨 €13,500相当額(外貨、トラベラーズ・チェックなどを含む)以上は申告が必要。
タバコ 紙巻タバコ200本、または葉巻50本、または細葉巻100本、またはタバコ製品250g(17歳以上)。
酒類 蒸留酒1リットル、他にワイン2リットル(17歳以上)。
香水 香水50mリットル、他にオードトワレ250mリットル(17歳以上)。

持ち出し制限

通貨 外貨、トラベラーズ・チェック、現地通貨などの合計が€13,500相当額以上は申告が必要。
現地通貨を再換金する場合、両替書の提示が必要。
持ち出し禁止品
(代表的なもの)

文化的価値の高い物、100年以上前の美術品などは許可が必要。

免税制度

外国人のための免税制度

外国人旅行者が同一店舗で、一定金額以上の買い物をした場合、パスポートを提示することにより、その国の付加価値税が免除されます。

 

《ショッピング最低額》…€50.01以上

《最大払い戻し率》…8〜16%

《免税方法》
  1. 付加価値税を含んだ金額を支払う。
  2. 免税書類をもらう。
    手続きの際、書類の他に、換金証明書またはクレジットカード明細表が必要です。
  3. 出国時に税関で現物を見せ、書類にスタンプをもらう。
  4. 次のいずれかの方法により税金が還付される。
    ●現地空港にて現金で(日本の空港での払い戻し可のタックスフリー加盟店もある)。
    ●相当額の小切手が日本へ郵送される。
    ●日本のクレジットカードの銀行口座に相当額が払い戻される。
  • ご注意 免税措置を取り扱わない店もあります。また、店によって免税額が異なる場合もあります。詳しくは、現地係員またはその都度店にご確認ください。

電圧/プラグ

電圧は220ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際には、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグはCタイプをご用意ください。ヘアドライヤーは、多くのホテルはお部屋に用意していますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

220ボルト

周波数

50ヘルツ

プラグ形状

プラグC

チップ

ホテル、レストラン、タクシーなどほとんどサービス料が含まれていますので、チップの必要はありません。特別な注文やサービスが非常によかった時には、少額のチップを渡しましょう。

ホテルで

ルームメイド €1
ポーター

€1。個人行動中は必要

コンシェルジュ

€1〜3。 レストランの予約を頼んだ場合など

ドアマン

€1。 タクシーを呼んでもらった場合など

レストラン/カフェ/バーで

サービス料込み 小銭のお釣り程度
サービス料なし 10%程度

街中で

タクシー 端数切り上げなど
トイレ 必要なし

滞在中のご注意

  • 他の中欧の国にくらべると比較的治安は良いほうですが、スリ、引ったくり、置き引きなどの犯罪が発生しています。貴重品、手荷物などの管理にはご注意ください。
  • 現金、パスポートなどの貴重品は肌身に着けて携行してください。
  • 都市部でも夜間は繁華街を外れると、街灯も少なく暗いので、一人歩きは避けたほうが安全です。
  • 防衛関連施設の撮影は禁止されていますのでご注意ください。

政府観光局

  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

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