パペーテは、南太平洋中部のソシエテ諸島東部のタヒチ島北西岸にあるフランス領ポリネシアの首都。面積は約1,042km2、人口は約20万人です。
タヒチ島は、9世紀頃、アジア東南の島から移り住んだポリネシアンによって歴史が始まり、17世紀以降には、ヨーロッパ人が来訪するようになりました。この頃、ポリネシア人のトゥがポマレ王朝を樹立して、タヒチを長らく支配しましたが、主権をフランスに譲渡して、1880年にフランスの植民地となりました。
現在は、カテドラルを中心に、議事堂、官庁、郵便局、電話局、ホテル、マルシェなどが建てられ、埠頭も整備され、ファアア国際空港も建設されて、フランスの海外領土の首都として、政治経済の中心地として発展。タヒチ島の観光拠点としても世界に知られています。
言語:フランス語とタヒチ語が公用語です。ホテルや商店などでは英語もよく使われています。
人口:約20万人
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