白い胴体に赤と青のラインが描かれた2両連結の列車が、終点の宮古駅のホームに滑り込んだ。
7時38分。扉がスライドして開く。制服姿の学生たちが跳びはねるように降り立つ。通勤の男女は物静かに。そこに幾名かのご年配の方々が、ゆっくりとした足取りで続く。
早朝から開いている市場への買い出しだろうか。
大都市圏では今や"交通系ICカード"を改札口にピッと触れさせて通過する図が主流だが、宮古駅にはそもそも改札口というものが存在しない。運転士兼車掌さんがホームに降りて、それぞれの乗客が提示する昔ながらの"定期券"を「はい、おはよう」の爽やかな声を発しながら確認して送り出すだけだ。切符を差し出す乗客からは丁寧にそれを受け取って、微笑みとともに軽く会釈する。
(スカイワードより一部抜粋)
NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台でもある、岩手県の北三陸。
この地域は、つい先頃、環境省から「三陸復興国立公園」の指定を受け、新たな希望の光とともに歩んでいる。その象徴が三陸鉄道。今号は宮古〜久慈間を結ぶ北リアス線沿線に焦点を当てる。
美しい風景、海の幸山の幸、人々のたくましい営みに、喝采を送りたい。
※「SKYWARD」のバックナンバーはこちらからご購入いただけます。
お笑いコンビのパックンマックンが、歩いてこそ感じられるその土地の魅力をウオーキングして紹介する旅番組です。
今回の舞台は、平安時代末期に奥州藤原氏が浄土思想に基づいて理想世界を創出した世界遺産、岩手県平泉。1,000
年の時を越えて刻まれる平泉の奥深さに思いを馳せながのウオーキングです。
機内ビデオプログラム「JAL旅ウオーク 岩手県・平泉編」の映像コンテンツをお楽しみください。
※ こちらのコンテンツは配信終了いたしました。
今回の名店プロデュースは、岩手県のフレンチレストラン「ロレオール」とのコラボレーションメニューをご提供いたします。
広大な田園風景と北上川を眼下に、まさに日本の原風景のような場所に佇む「ロレオール」。世界遺産「平泉」までも車で約5分のところにあります。そんな美しい自然に包まれながら、地元の食材をふんだんに取り入れたフランス料理。"岩手フレンチ"を追求されていることでも知られているレストランです。
さて、今回のスペシャルメニューは、その「ロレオール」の伊藤勝康オーナーシェフに監修いただき、メニューへのこだわりについて伺いました。
「本州一の広大さを誇る岩手県は食材の宝庫です。山、里、海がもたらす食の恵みをシンプルに、素材の持ち味が活かされる調理法を心がけました。また、期間ごとに県北、県央、県南を代表するような素材をセレクトし、メニューを構成しています。ぜひ、岩手の秋の香りと味を存分にお楽しみいただきたいです。」
今後も、各地の名店、名料理人たちによる、その地域ならではの旬の厳選食材を使用したこだわりのメニューをご提供していく予定ですので、ぜひご期待ください。
※夕食:17時以降の出発時間帯
ほろほろ鳥
コクがあり肉質が柔らかく食感もよい「食鳥の女王」といわれるキジ科の鳥。とくに花巻石黒農場産の「ほろほろ鳥」はコクがありつつサッパリとした味わいが特徴。農場内に沸く温泉を床暖房としえちる鶏舎は常に乾燥し、非常に衛生的に育成されている
● 枝豆ムース、ムール貝のガーリック風味、ラタトゥイユ
● 岩泉短角牛のロースト
●いわて田野畑産合鴨のコンフィ 山から摘んだ木の芽柚子胡椒ソース
●季節の野菜(南部地うり、安家地大根、椎茸)
●和菓子「献上 田むらの梅」
岩手県南部に位置し、遠くには霊峰・早池峰とそれに連なる山々、眼下には広大な田園風景と大きく蛇行する北上川、秋にはそこに大きな虹が架かることも。その景色を望む高台にあり、2011年に世界遺産登録された平泉も4km程の距離にあります。
前沢牛・短角牛・佐助豚・ほろほろ鳥などのブランド肉をはじめ三陸の魚介・山菜・天然のキノコ・豊富な野菜など、四季折々の地場食材を南部鉄器で調理、岩手フレンチスタイルで堪能できます。
ロレオール
岩手県奥州市前沢区字南陣場 103-1
tel:0197-56-3324
伊藤 勝康 オーナーシェフ
1963年千葉県生まれ。東京エアポート(株)レストランに13年間勤務した後、1995年に岩手県前沢に移住。2000年に独立し、フランス料理をコンセプトにした出張料理「ロレオール丘」を開業、2009年「ロレオール」と店名を変更しオーナーシェフとなり、現在に至る。NPO法人「ソウルオブ東北」理事、「いわて地産地消推進会議」委員長。2011年農林水産省「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞。
国際線のビジネスクラス(路線限定*)にて、岩手県の郷土料理をイメージした「岩手御膳」をご提供いたします。「岩手鱈汁」や「岩手県産黒毛和牛朴葉味噌焼」など、岩手県の郷土料理の美味を追求しました。
(*)羽田深夜発便を除く、日本発モスクワ/バンクーバー/シドニー/シンガポール/バンコク/クアラルンプール/ジャカルタ/デリー/ホーチミン/ハノイ路線
路線により、ご提供メニューが一部異なります。
羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジにて、期間限定で岩手県の名産品をご用意しております。ぜひ、ご賞味ください。
(各商品は日替わりでご提供いたします。 またご用意数が終了次第、ご提供終了させていただきます。)
南部の風土が生んだ、伝統の『南部せんべい』を岩手県二戸よりお届けします。バラエティ豊かな南部せんべいから、今回は人気のベスト3をご賞味ください。
南三陸の大自然のキャンバスに悠々と翼の筆を走らせるかもめたち。南三陸を代表する銘菓「かもめの玉子」は、そんな大自然に遊ぶ鴎をモチーフに。
素材の持ち味を生かした製造で、永年かけて育んだしっとりほくほくの黄味餡をホワイトチョコレートで包みあげた風味豊かなお菓子です。
小岩井の醗酵バターと生クリームを使用して作ったバター飴。素材の豊かな風味と、なめらかな味わいが特徴です。
昭和41年に商品化。1〜2年の低温熟成の後に出荷され、水のような辛口の喉越しとおだやかな吟醸香、そしてしっかりとした味わいのバランスお楽しみいただけます。
岩手を代表する詩人、童話作家の宮沢賢治の作品をモチーフにした、原料をすべて岩手県産で造りあげた純米吟醸酒です。
「ほくそうさんゆう」の名前は白居易の詩から。酒・琴・詩のことを表します。
飲む人を思い、くつろぎのひと時を大切にと命名。どっしりと米の旨みが生きた
深い味わいと後味の良さを併せ持つ純米酒です。冷やで良し、ぬる燗も味わいが
増し、焼き魚など素材の旨みを活かした味付けの料理に良く合います。
岩手県で10年をかけて開発してきたお米「結の香」が岩手県の酒造好適米の新品種として登録され、県内6つの酒造会社から同じ商品名で造られました。上品な香りと淡麗な味わいでおいしいお酒に仕上がっています。
低温長期の醗酵で爽やかなのどこしと香味とも優美なお酒。
使用酵母は「ゆうこの想い」
純米大吟醸潤水(うるみ):岩手県産「美山錦」を用いて仕込んだ純米大吟醸酒です。すっきりとして飲みやすく、お米の味、香りが感じられるお酒です。(精米歩合40%)
純米吟醸はずみ:岩手県産「吟ぎんが」を用いて仕込んだ純米吟醸酒です。すっきりとした味で飲みやすく、心がはずむお酒です。デザインにもこだわり、女性の方に好評です。(精米歩合55%)
大吟醸:軽快な香りと優しい口当たりの大吟醸です。蔵人一同無心となり仕込みました。
純米大吟醸:一年のブランクを経てやっと手がけることが出来ました。好適米「吟ぎんが」の旨味が最大限引き出された一品です。
どちらも期間限定の生原酒をぜひともご堪能ください。
岩手県オリジナル酒造好適米"吟ぎんが"使用。
キレのある旨み、口当たりの良さ、そして華やかな香りが特徴です。
軽快な香りとソフトな趣き、すっきりと飲みやすい味わい。和食を中心に、
さまざまなお料理の"合いの手"に最適です
松茸マイスターが厳選した岩泉産の松茸のみを使用。泉金酒造独自の製法で龍泉八重桜に漬け込みました。深まりゆく秋の趣を、一年を通して、ご提供できるようになりました。上品な香り、コクをお楽しみください。
使用米:吟ぎんが、精米歩合:50%、酵母:ゆうこの想い、
麹菌:黎明平泉 杜氏;南部杜氏 のオール岩手清酒です。
風土豊かな岩手県の大自然の逸品です。
華やかな香りと、綺麗な酒質の中にしっかりとまとまった味のバランスがあり、ふたくちめ、みくちめと後を引くキレの良い大吟醸です。現在ではニューヨークの一流レストランでこの大吟醸は提供されています。