カラリコロリ。下駄の音が軽やかに鳴る。糊の効いた浴衣に丹前を羽織ったカップルが仲睦まじく歩いている。
鳴子温泉。硫黄の香りが風に乗って、かすかに時に濃厚に、路地から空から側溝から漂ってくる。空気の部分部分が、その周囲よりほのかに温かい。
ここは東日本有数の温泉地。その一番の理由は泉質の多彩さにある。
日本の天然温泉には11種類の泉質があるが、鳴子にはそのうちの9つまでもが揃う。400ほどの源泉が点在し、それぞれ、酸性度の強いもの、アルカリ成分が豊富な湯、色も、透明、乳白色、黄色味を帯びていたり、緑がかっていたりと、巡り歩いて肌を浸すたびに新たな泉質に出合える。
(スカイワードより一部抜粋)
南北に長く、内陸部と沿岸部でも趣の異なる宮城県の魅力をひとつの断面だけでアピールするのは、もったいない。
鳴子温泉に温もり、『南三陸さんさん商店街』で触れ合い、松島の絶景を観て、仙台の食を味わう。4つのキーワードを連ねれば点は線になり、面になり、立体になる。
※「SKYWARD」のバックナンバーはこちらからご購入いただけます。
お笑いコンビのパックンマックンが歩いてこそ感じられるその土地の魅力をウオーキングを通して紹介する旅番組。
今回の舞台は、伊達政宗が城を築きその名を付けた、杜の都 仙台。仙台城を起点に、政宗ゆかりのスポットや、緑豊か
な町をめぐります。仙台名物牛タン焼きやご当地人気のB級グルメもご紹介します。
機内ビデオプログラム「JAL旅ウオーク 宮城県・仙台編」の映像コンテンツをお楽しみください。
※ こちらのコンテンツは配信終了いたしました。
今回の名店プロデュースは、宮城県仙台市の「仙台 勝山館」とのコラボレーションメニューをご提供いたします。
元禄元年(1688年)創業の銘酒醸造元「勝山」の歴史と伝統を受け継ぐ、仙台を代表する迎賓館「勝山館」。宮城県庁や仙台市役所などにもほど近い好立地な場所に、まさに杜の都にふさわしい風格と上品な趣きを醸し出す、唯一無二な空間として仙台で知られています。
さて今回は初めて和洋中伊という4カ国のテイストが盛り込まれている豪華なスペシャルメニューが完成しました。「勝山館」の大友茂樹和食総料理長に監修いただきましたので、そのこだわりについて伺いました。
「杜の都の迎賓館として、宮城には「勝山館がある」ということを広く知っていただきたかったので"オール勝山館"を感じていただけるような料理内容にしています。というのも当館は和だけではなく、フレンチや中華、イタリアンもお楽しみいただけますので、それらの味を盛り込んだスペシャルメニューを実現しました。また、私たちはつねに無添加で、安心安全な味にこだわっています。ぜひ、体にやさしい味をお楽しみください。」
今後も、各地の名店、名料理人たちによる、その地域ならではの旬の厳選食材を使用したこだわりのメニューをご提供していく予定ですので、ぜひご期待ください。
※夕食:17時以降の出発時間帯
油麩
グルテンを棒状にして大豆油や菜種油などで揚げて作られる、宮城県登米地方の伝統食材。郷土料理はもちろん、煮物や炒め物、お味噌汁やうどんに入れたりと家庭に欠かせない味。最近では「油麩丼」がB級グルメとして人気。
● 三陸産イワシのヴェネツィア風マリネ
● みちのく鶏の亘理町(わたりちょう)蔵屋敷醤油煮
●勝山館大吟醸ソーセージの串打ち、蛸と仙台油麩 仙台小松菜
●牛タンの和風煮込み、地養卵の磯辺玉子焼き、銀鮭吟醸酒粕焼き
●俵御飯、味噌汁
●和菓子「ずんだ豆うさぎ」
「勝山」は江戸時代の元禄元年(1688年)創業以来、320年以上仙台を代表する銘酒醸造元として歴史と伝統を受け継いで参りました。その迎賓館として、戦前皇族をはじめ著名な方々をお迎えし、大戦で焼失後、平成3年に復興。現在は、ブライダルサロン、一般宴会、国際的なコンベンション、イタリアンレストラン「 PADRINO DEL SHOZAN」、日本料理 「醇泉」、「ピッツェリア・パドリーノ」などがあります。あらゆる用途にご利用いただける迎賓館です。
仙台 勝山館
宮城県仙台市青葉区上杉2-1-50
tel:022-213-9188
大友 茂樹 和食総料理長
宮城県仙台市生まれ。2003年仙台勝山館入社、2006年「日本料理 醇泉」料理長を経て、2011年宴会和食総料理長 兼 料理長に就任し現在に至る。
国際線のビジネスクラス(路線限定*)にて、宮城県の郷土料理をイメージした「宮城御膳」をご提供します。「牛たん」や「ずんだ」など、宮城県の郷土料理の美味を再現しました。
(*)日本発バンクーバー/モスクワ/シドニー/シンガポール/クアラルンプール/ジャカルタ/デリー/ハノイ/ホーチミンシティ/バンコク路線(羽田深夜発便を除く)。
路線により、ご提供メニューが一部異なります
羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジにて、宮城県の銘酒をご用意しています。ぜひ、ご賞味ください。(日替わりでご提供します)
伝は勝山の中でもっとも日本酒らしい日本酒です。馥郁たる吟醸香が漂い、綺麗な輪郭を描く酸の後にキメの細かい旨味が続く洗練された純米大吟醸です。
創業寛文元年(1661年)。宮城県最古の歴史と伝統を誇っています。
やさしい香りとゆったりとした豊醇な味わい、そして心地よいキレ味が魅力の純米大吟醸酒です。
創業1724年(享保9年)。本物の酒を丁寧に造って丁寧に売ることを常に心がけています。
浦霞の看板商品。ほどよい香りとまろやかな味わいのバランスのとれた純米吟醸酒。
宮城県産米を100%使用した発泡性の清酒(にごり酒タイプ)です。シャンパン同様の瓶内後発酵により炭酸ガスを閉じ込めたまま、加熱殺菌しました。穏やかだが涼しさを予感させる、爽やかな香りで、淡雪色の中に細やかな泡が立ち上る、滑らかで円やかな味の広がりが特徴です。
創業以来、麹蓋による麹づくり、こしきでの蒸し米、木暖気使用の山廃酛づくりなど、人手をかけ心を配って、二百年にわたって良質な米と水を使い、昔ながらの伝統の酒づくりを守り続けています。真鶴純米大吟醸は落ち着いて膨らみのある含香。淡麗ななかにもコクのある味わいです。
「夢幻蔵元」は宮城の県北、鳴瀬川の中流に位置する手造り吟醸蔵です。淡麗な中に心地よい香り。宮城酵母と宮城の酒米「蔵の華」を100%使用したお奨めの逸品。
気仙沼の恵まれた自然環境と素晴らしい地元の風土のもと南部杜氏に受け継がれた伝統のある技術と人とのつながりを大切にしら酒造りを行っています。
蒼天伝 蔵の華純米酒は、穏やかな香りと、キレのある味わいが特徴です。爽やかな酸味が後味をすっきりさせてくれます。
創業1712年。蔵王の麓に位置する村田町で酒造りをしています。宮城を代表する米ササニシキで造られ、キレの良い仕上がりです。