日本三景のひとつ・松島で知られる宮城県。かつては「独眼竜」で知られる伊達正宗が治めた仙台藩の一部であり、今でも藩政時代に育まれた美意識高い「伊達文化」が息づいています。今回の旅は、宮城県のほぼ中心に位置する仙台空港からスタート。震災から逞しく復興しつつある一大都市・仙台の街散策と、宮城県南部の自然と歴史に触れる旅となりました。なかでも宮城県南部を語る際に欠かせないのが、全長239kmの東北を代表する大河・阿武隈川。
福島県と宮城県にまたがって流れるこの河の周辺では、四季折々の自然と日本の原風景を感じることができます。広大な川面を悠々と進む阿武隈川のライン下りでは、移り変わる両岸の景色と、長い時間をかけて刻まれた渓谷美に癒されるひと時を。阿武隈川から少し足を延ばした白石市内では、1995年に復元された優美な白石城と城下町の歴史風情を楽しめます。自然・歴史・文化にあふれた宮城の旅へ、地元出身の客室乗務員がご案内します。
「よぐ宮城さござったなや〜(ようこそ宮城へお越しくださいました)」
私の生まれ故郷の宮城県は、春夏秋冬どの時期に訪れても快適で、四季折々の自然の変化とともに、食に、遊びに、温泉に、とにかく楽しみが尽きません。
今回この取材で私自身も宮城に帰ったばかりですが、これからの季節、新米に鮭とイクラをちりばめた名物の「はらこめし」や、美しい紅葉を眺めながらの温泉・・・・早くもまた帰りたくなってしまいます!!
訪れてくださった皆さまの喜ばれる笑顔が、私を含め宮城の人々のパワーになるはずです。
ぜひ、宮城に足をお運びいただき、宮城の魅力を存分に楽しんでいただければと思います。