本州最北端の青森県は、西の津軽半島と東の下北半島に分かれ、同じ県ながらそれぞれ独自の風土文化が今も息づく地。なかでも「斧の形をした半島」と言われる東部の下北半島は、かつて南部藩の領土だったことから南部地方と呼ばれ、南部鉄や南部せんべいの産地としても知られています。イタコで有名な恐山やマグロの町として知られる大間町など、青森観光の人気スポットもたくさん。今回はそんな下北半島にある三沢空港からスタートし、半島のつけ根に位置する歴史ある港町・八戸から内陸の津軽平野まで足を延ばします。
東北最果ての厳しくも美しい自然に鍛えられた青森は、海の幸や地酒などのグルメはもちろん、棟方志功や寺山修司、奈良美智をはじめ国内外で高く評価される芸術家を生んだ地でもあります。冬の自然を感じながら美食とアートに触れる旅へ、地元出身のJAL客室乗務員がご案内します。