四国の北西部に位置する愛媛県。江戸時代には「伊予八藩」と呼ばれて計八つの藩が競うように栄え、今日でも県内の東部・西部・中央部に分かれて独自の文化や方言をもつ、変化に富んだ地です。観光の拠点となる松山市では、希少な天守の姿を今に残す松山城や、夏目漱石の『坊っちゃん』でおなじみの、開湯三千年の歴史を誇る道後温泉へ。四国最大の人口を擁する大都市ながら、市街地をレトロな路面電車が走るのどかな風景にも出合えるのも松山観光の魅力です。
そして県内北部の瀬戸内海側は、「瀬戸内しまなみ海道」によって広島・尾道と結ばれ、本州側からのアクセスもスムーズ。瀬戸内海に浮かぶ小さな島々を眺めながらの徒歩や自転車での「海の道散策」は、愛媛の旅ならではの楽しみです。雄大な四国山地には果樹園が多く連なり、瀬戸内海では新鮮な海の幸を楽しめるなど、自然の恵みも豊か。自然と歴史、文化がバランスよく点在する愛媛の旅を、地元出身のJAL客室乗務員がご案内します。
松山空港に到着すると、山と海に囲まれた自然豊かな風景とゆったりとした空気に何とも言えない懐かしさを感じました。今回の旅では、昔からの文化や伝統を大切に残しつつも、郷土料理や名産品を使った新しい文化にも出会うことができ、愛媛を再発見することができました。また、訪れた全ての場所で、出会う人々の優しさや温かさに癒される旅になりました。「愛があるくに・えひめ」。みなさまも是非、愛と愛顔(えがお)のいっぱい溢れる愛媛にお越しください。
日本三古湯の一つと言われる道後温泉に、瀬戸の光いっぱいに浴びて育った愛媛のみかんなど、皆さんが知っている愛媛はたくさんありますが、とにかく海がきれい。山がきれい。食べ物もおいしいのはもちろん、今回の旅では何と言っても愛媛の人の温かさに心がほっこり癒されました。そんな愛ある愛媛の素晴らしさを多くの方々に感じていただき、皆さんが少しでも懐かしいふるさとに帰った気持ちになって頂ければ大変嬉しく思います。是非、愛あふれる愛媛へお越しくださいませ。