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- 地元客室乗務員とめぐる日本旅レポート

加賀百万石の城下町として知られる金沢。加賀藩初代城主・前田利家が金沢城に入城して以来約300年続いたこの城下町には、歴史・文化・規模のどれをとっても「百万石」の城下町にふさわしい独自の伝統文化が今なお息づいています。金沢城や兼六園、武家屋敷や茶屋街など、当時の面影が色濃く残る金沢市内の散策だけでも見どころ満載。そして日本海に面した金沢は、当然海の幸も豊富です。それは「加賀料理」と呼ばれる独自の美食文化を育み、その贅を尽くした膳をいただくのも旅の楽しみのひとつ。

さらに金沢市内から少し足を延ばせば、山中温泉をはじめとする温泉郷が連なり、北陸の自然が織りなす景色に心身ともに癒されるひと時を過ごせます。今回は石川県出身のJAL客室乗務員が、金沢の歴史ある街並みから加賀温泉郷、小松空港がある小松市のスポットまでをご紹介します。
金沢は加賀百万石の城下町としての伝統と現代性が共存している街で、豊かな自然に育まれた海の幸、山の幸を四季を通じて楽しむこともできます。
今回、私が訪れた近江町市場は金沢の台所としてとても活気に満ちていて、人と人との生き生きとしたやりとりが行き交っています。また、2日目に訪れた山中温泉では雨まじりの冷たい中ではありましたが、地元の方々のかに甘えび大鍋の振る舞いをいただくうちに体の芯まで温まり、心まで暖かくなりました。
皆さまにも石川での「ほっと安らぐひととき」を感じていただければ嬉しいです。


