黒瓦に茶褐色の格子窓の棟々が軒を連ねる「ひがし茶屋街」の一角で、和服姿に身を包んだ新郎新婦が、ブライダル会社のスタッフとおぼしき女性カメラマンから幾枚も写真を撮られていた。こちらはその様子を、界隈の景観を損なわないように以前お茶屋さんであった家を改装した甘味処『久連波』の2階の角部屋から見やっている。「弁当忘れても傘忘れるな」といわれるほど時雨空に見舞われることの多い金沢だが、今日は恵みの好天だ。
(スカイワードより一部抜粋)
お笑いコンビのパックンマックンが、歩いてこそ感じられるその土地の魅力をウオーキングして紹介する旅番組です。今回の舞台は、かつて加賀百万石の城下町、石川県金沢。
前田家の居城だった金沢城公園から、当時の風情を感じられる見どころ満載のコースです。
また、金箔貼りにも挑戦します。
機内ビデオプログラム「JAL旅ウオーク 石川編」の映像コンテンツをお楽しみください。
※ こちらのコンテンツは配信終了いたしました。
今回の名店プロデュースは、石川県金沢市にある、創業125年の歴史をもつ料亭「金城樓」とのコラボレーションメニューをご提供いたします。
小松空港から車で約60分ほど、金沢の風情が息づく、閑静で美しい浅野川界隈に佇む「金城樓」。壮麗な日本建築内の庭園には、豊臣秀吉公が愛したという立石「不二石」が配されていることでも有名です。
今回は「金城樓」五代目主人である土屋兵衛さんが、12月のスペシャルメニューを監修され、そのこだわりについて語ってくださいました。
「まずは、石川県ならではの海の幸。そして金沢の昔から伝わる伝統料理をご紹介したいと思いました。さらに、加賀野菜を使ったいろいろな料理を盛り込んでいますので、そのおいしさも味わっていただきたいですね。加賀百万石の歴史を感じながら、金沢ならではの冬の和の味をじっくりと、お楽しみいただければと思います。」
その言葉どおり、今回のメニューでは、加賀の伝統料理が盛りだくさんです。そこに「金城樓」の一流の味つけと技が加わり、趣きのある、今年を締めくくるにふさわしいメニューが完成しました。
今後も、各地の名店、名料理人たちによる、その地域ならではの旬の厳選食材を使用したこだわりのメニューをご提供していく予定ですので、ぜひご期待ください。
*夕食:17時以降の出発時間帯
昭和20年以前から栽培され、現在も主に金沢で栽培されている野菜のこと。さつまいも、加賀蓮根、たけのこ、加賀太きゅうり、金時草、加賀つるまめ、ヘタ紫なす、源助大根、せり、打木赤皮甘栗かぼちゃ、金沢一本太ねぎ、二塚からしな、赤ずいき、くわい、金沢春菊の15品目。
● 加賀伝承料理「鴨治部」
● 蟹の茶碗蒸し
●えびす(金沢の昔ながらのお祭り料理)、烏鰈加賀味噌焼き、鮴の佃煮(加賀野菜)加賀蓮根みたらし、(加賀野菜)助大根なます
● 俵御飯(ふっくりんこ/日本国産米)、味噌汁
平成15年、東京での修行を経て金城樓入店。平成23年、五代目の主人となり、現在に至る。
創業125年の歴史をもつ料亭「金城樓」。
由緒ある空間の中で、優雅な時間を過ごせる料亭として、長きにわたり、多くの人々から愛され続けています。
「金城樓」
石川県金沢市橋場町2-23
tel::0796-32-2211
「金城樓」のホームページはこちら