シェムリアップ

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シェムリアップ

プロフィール

カンボジア北西部、首都プノンペンの北西約300km、トンレサップ湖北岸近くに位置する都市で、面積約152km2、人口約80万人のシェムリアップ州の州都。アンコール時代に町が建設され、1431年から長らくシャム(タイ)に支配され、1907年に仏領インドシナの一部として併合。79年以降はポルポト派支配地域に対する政府軍の前線基地となりました。現在はアンコール・ワット遺跡観光の拠点として、ホテルやレストランが続々と建設され、観光の町として発展しています。
町の北約7kmには世界遺産に登録したアンコール・ワット、アンコール・トムの遺跡があり、東方には9世紀に作られたロリュオス遺跡群が点在。アンコール・ワットを観光する旅行者は年間200万人を超えています。

言語:クメール語
人口:約80万人

MAP

シェムリアップ地図

時差

日本-2時間
日本の正午は、シェムリアップでは午前10時です。

空港情報

シェムリアップ国際空港

シェムリアップ市の中心から北西に約8kmに位置する空港で、公共交通機関はありません。
市内までのアクセスは次の通りです。

タクシー

空港ターミナルを出るとタクシー乗り場があります。料金が表示されており、所要約20分です。

バイクタクシー

交通機関

公共交通機関はありません。
市内の移動は、徒歩か、バイクタクシーや、トゥクトゥクを利用します。ドライバーの中には法外な料金を請求したり、強盗に早変わりすることもありますから利用する際はご注意ください。

乗り物 ポイント
バイクタクシー 普通のバイクの後部座席に客を乗せて走ります。

トゥクトゥク

バイクの後ろに2人用の座席を取り付けた乗り物で、料金は、バイクタクシーの1.5〜2倍です。

慣習・マナー

宗教的タブー

  • 女性は僧侶に触ってはいけません。
  • 寺院(敷地を含む)内では傘、帽子、スカーフなど頭を覆っているものは取りましょう。
  • 人の頭は精霊が宿る神聖な所とされていますので、こどもの頭をなでたりしないようにしてください。

電圧/プラグ

電圧は120ボルトと220ボルトで(主に220ボルト/50ヘルツ)、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグはA・C・SEタイプをご用意ください。ヘアドライヤーは、ほとんどのホテルがお部屋に用意していますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

120/220ボルト

周波数

50ヘルツ

プラグ形状

プラグA
プラグC
プラグSE

飲料水

現地の生水は合わない場合があるので、煮沸して飲むか、ミネラルウォーターをお飲みください。

トイレ

ホテルのトイレは洋式ですが、観光地の公衆トイレは和式です。その場合は身体の正面を入り口に向けてください。
遺跡内にある公衆トイレは有料です。

電話のかけ方

シェムリアップ→日本

ダイヤル直通国際電話

ホテルや公衆電話から、日本の通話先に直接かけるダイヤル国際電話が便利です。ホテルの客室からかける場合は、通話料金にホテルの手数料も加算されるので、かなり割高となります。ホテルのロビーや公衆電話を利用すると手数料はかかりません。ホテルのお部屋からかける時は、ホテルの外線番号からダイヤルしてください。日本の市外局番は必ず最初の0を取ってください。

ホテルのお部屋からダイヤル直通国際電話

(外線)+001+81+日本の市外局番(最初の0を取る)+相手番号

観光スポット

アンコール・ワット

9世紀から15世紀前半まで栄えたクメール王朝の遺跡、アンコール・ワットは、スールヤヴァルマン2世が建設したもので、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神寺院であるとともに、王の墳墓として造られました。
5つの尖塔が聳え立つ祠堂が置かれ、3重の回廊にはインド叙事詩や「天国と地獄」、「乳海撹拌」などのレリーフが見られます。アンコール・ワットは、アンコール王朝の衰退で廃墟と化し、長く密林の中に埋もれていましたが、1992年に世界遺産に登録されました。

アンコール・トム

アンコール・トムは、12世紀末、ジャヤヴァルマン7世が建設した城砦都市。約113mの堀と、高さ約8m、一辺約3kmの城壁に囲まれた城砦は、5つの城門が外部へ通じています。場内の遺跡の中心は仏教寺院、バイヨンで、観音菩薩が彫られた50基ほどの石塔が林立しています。パブーオン、王宮、象のテラス、ライ王のテラスなどの遺跡も残されています。

バンテアイ・スレイ

アンコール・ワットの北東約40kmに位置する、「女の砦」という意味の遺跡。小寺院の中央神殿の祠堂に刻まれたデヴァターの彫像は、柔和な表情が「東洋のモナリザ」と言われ、世界屈指の美術品になっています。

タ・プローム

タ・プロームとは「梵天の古老」を意味し、ジャヤバルマン七世が母のために建てた仏教寺院です。この遺跡は発見当初の姿に近い状態にされています。長年放置されていた遺跡にはジャングルの樹木、スポアン(ガジュマルの一種)が絡みつき、成長するに従って遺跡は完全に覆い尽くされました。自然の驚異をまざまざと感じさせられます。

クバル・スピアン

クバル・スピアンには川底にリンガ(男性の象徴)やヨニ(女性の象徴)がシヴァ神の象徴として彫られており、繁栄の源と考えられていました。川底に彫られた彫刻の数々は200メートルにも及びます。アンコール・ワットからは離れた所にありますが、近年注目されているスポットです。

ロリュオス遺跡群

シェムリアップから東に約13kmに位置する遺跡で、アンコールに王都が移される前のハリハラーラヤの都の跡。790年ごろジャヤヴァルマン2世が基礎を築き、インドラヴァルマン1世が王都を築き、889年にヤショーヴァルマン1世がアンコールに王都を定めるまでの都の跡で、879年に建設された最古の寺院プリヤコーや、881年建設のピラミッド型寺院バコン、893年建設のロレイ寺院などがあります。

観光中のご注意

  • 夜や人通りの少ない場所の一人歩きは避けてください。
  • 人混みや市場でのスリ、ひったくり、置き引きが続発していますので、ご注意ください。
  • 保険のための常備薬、下痢止め、胃腸薬、解熱剤などもご持参ください。さらに、蚊取り線香、虫よけスプレーも持参すると役に立ちます。
  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

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