モルディブは、南アジア、インド半島南西のインド洋にある島嶼国で、正式国名は、モルディブ共和国。面積は約298km2、佐渡島の約0.35倍で、首都はマーレです。モルディブは、東西約118km、南北約754kmの間に散らばる19の環礁群からなり、その環礁にある島々は約1,190で、人が住む島は約200。その他の島はほとんど無人島です。
モルディブの歴史は古く、約2000年前、南インドやスリランカからモルディブに移住した住民は、仏教の影響下にありましたが、1153年にイスラム教に改宗。その後イスラム教のスルタン(君主)がモルディブを治めてきましたが、16世紀にポルトガル、17世紀にオランダに支配され、1887年に英国保護領となり、スリランカのコロンボにあった総督府の間接支配を受けました。1965年7月26日主権国家として英国保護領から独立。1968年に共和制に移行し、1985年に英連邦に正式に加盟しました。
モルディブは、カツオ釣りなどの漁業が中心でしたが、1972年以降海浜リゾート開発が始まり、世界中が注目するリゾートの島として知られるようになりました。「島々の花輪」と呼ばれるモルディブには、毎年60万人近くの人々が訪れ、リゾートライフを楽しんでいます。 言語:公用語はディベヒ語。英語は市内やリゾートで一般的に通じます。
|