メトロ・マニラ

メトロ・マニラ

プロフィール

メトロ・マニラ(マニラ首都圏)は、フィリピンのルソン島南西部、マニラ湾を臨むフィリピン最大の都市で、同国の首都。メトロ・マニラは、1976年に旧マニラ市とマカティ、ケソンなどを統合してできた新しい都市で、12の市と5つの行政区域から構成されています。面積は東京の23区よりやや大きい約633.3km2で、人口は約1,155万人。スペイン統治時代の面影を残す教会や独立運動の記念像が立つ公園などが残る街には、次々に高層ビルや大型の一流ホテル、モダンなショッピングセンターなどが建設されて近代的な都市造りが進められています。

言語:フィリピン語(タガログ語)と英語
人口:約1,155万人(2007年)

MAP

時差

日本-1時間
日本の正午は、マニラでは午前11時です。

空港情報

マニラ・ニノイ・アキノ国際空港

市の中心から約12kmに位置する空港で、フィリピン航空以外の国際線が発着するターミナル1(T1)と、フィリピン航空国際線・国内線が発着するセンテニアル・ターミナル(T2)があります。T1〜T2間は徒歩約10分で、日本航空はターミナル1から発着します。

マニラ国内空港

マニラ・ニノイ・アキノ空港から約2kmほど北に位置する国内空港。フィリピン航空以外の国内線が発着し、リゾートなどの離島を結んでいます。マニラ・ニノイ・アキノ空港〜マニラ国内空港間は車で所要約10分ですが、渋滞している場合は30〜50分近くかかる場合があります。

両空港とも市内へのアクセスは、ホテルの送迎車か、クーポンタクシーが便利です。

クーポンタクシー

エイビスや日産などのレンタカー会社が運営する定額制のタクシーで、到着ロビーの出口の外に各自動車会社のカウンターが並んでいます。行く先を告げ、クーポンを購入し、指定の車に乗ります。料金は定額制の前払いなので安心です。会社によって料金は多少異なります。

一般タクシー

空港周辺では流しのタクシーが拾えます。メーター制が基本ですが、多くはメーターを使いたがらないので、料金の交渉が必要です。夜間は危険なので避けたほうが安全です。

LRT(高架鉄道)利用

マニラ・ニノイ・アキノ空港T1から出て、ジープニー乗り場からジープニーでLRTのバクララン駅へ行き、そこからLRTで市内のペドロ・ヒル駅へ行くことができます。料金は経済的ですが、初めての旅行者にはおすすめできません。

交通機関

乗り物 ポイント
ホテルタクシー ホテルと契約しているタクシーで、行く先によって料金が決まっています。一般のタクシーより割高ですが、料金交渉は不要で安全に送り届けてくれます。ホテルの入り口で行く先を告げると車を呼んでくれ、タクシーナンバーと行く先を書いた紙をくれますので、トラブル防止に役立ちます。降車の際は料金に10%のチップを加えてお支払いください。
タクシー マニラ市内のタクシーは、流しも拾えます。ほとんどがメーター制ですが、メーターを使わないタクシーもいますので、乗車する際はメーターを作動させるか確認してください。メーターを使わないタクシーは料金交渉が必要です。
バス 同一路線を数社のバスが走り、エアコン付き、無しのバスがあり、料金もそれぞれ異なるうえ、路線図や時刻表も整備されていないので、旅行者の利用はおすすめできません。
ジープニー アメリカ軍が使っていたジープを改良し、派手なデコレーションを施したフィリピン名物の乗合バス。路線が分かりにくいので、旅行者の利用はおすすめできません。
高架鉄道(LRT) 高架鉄道のLRTは初めての旅行者でも利用できます。1号線はカロオマカン市のモニュメント駅から、パサイ市のバクララン駅まで、マニラ市内を南北に走行。イントラムロスなどに行くのに便利です。2号線はサントラン駅からレクト駅まで東西に走っています。6〜8分間隔で運行、カードを購入して改札を通ります。改札機に投入したカードはそのまま回収されます。
首都圏鉄道(MRT) 首都圏鉄道(MRT)は、ケソン市のノース・アベニュー駅からLRTのエドサ駅に近いタフト駅まで走行。ノース・アベニューからLRTのモニュメント駅に接続しています。改札横でカード式の切符を販売。料金は区間により異なります。
カレッサ フィリピンの伝統的な一頭立て二輪馬車で、チャイナタウンやキアポで地元の人が利用しています。観光客からは料金を高めに取りますので、料金の交渉をしてから乗車してください。

気候・服装

  • 「JALトラベルサポート天気情報」が別ウインドウでご覧いただけます。
    マニラの気候・服装がここからチェックできます。

慣習・マナー

公共の場所は禁煙です。

電圧/プラグ

電圧は110ボルトまたは220ボルト/60ヘルツで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。 都市部のホテルやリゾートにはシェーバーのみ使用できる110ボルトのコンセントを用意している所もあります。
差し込みプラグはA・B3・Cタイプをご用意ください。ヘアドライヤーは、多くのホテルがお部屋に用意していますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

110ボルトまたは220ボルト

周波数

60ヘルツ

プラグ形状

プラグA
プラグB3
プラグC

飲料水

現地の生水は体に合わない場合があるので、煮沸して飲むか、ミネラルウォーターをお飲みください。

トイレ

公衆トイレは少ないのでホテル、レストラン内をご利用ください。

電話のかけ方

マニラ→日本

ホテルや公衆電話から、日本の通話先に直接かけるダイヤル国際電話が便利です。ホテルの客室からかける場合は、通話料金にホテルの手数料も加算されるので、かなり割高となります。ホテルのロビーや公衆電話を利用すると手数料はかかりません。ホテルのお部屋からかける時は、ホテルの外線番号からダイヤルしてください。日本の市外局番は必ず最初の0を取ってください。

ホテルのお部屋からダイヤル直通国際電話

(外線)+00+81+日本の市外局番(最初の0を取る)+相手番号

観光スポット

マラカニアン宮殿

スペイン、アメリカの統治時代には総督の官邸、独立後は歴代大統領の官邸として使われている豪華な宮殿。1986年にマルコス大統領が追放され、その年の2月からコラソン・アキノ大統領が内部を公開しました。

サン・アグスチン教会

イントラムロスに立つフィリピン最古の教会。1571年に基礎が築かれ、1587年〜1607年にかけて完成した石造りの教会で、幾多の戦争、地震にも破壊を免れた“奇跡の教会”です。内部はバロック風のインテリアでまとめられています。

イントラムロス

スペインがフィリピンを支配するために、1571年に建設した城砦都市。総督官邸や教会などの建物は第2次大戦でほとんど破壊されて、今は城壁と城門の一部が残っています。

サンチャゴ要塞

イントラムロスの北西端、1571年から150年の歳月を費やして建造されたスペインの要塞。第2次世界大戦中は、要塞の一部が日本軍の捕虜収容所となり、多くのフィリピン人が地下牢で水死させられました。この大戦でサンチャゴ要塞は破壊されましたが、修復され、今は緑豊かな公園になっています。公園内には国民的英雄、ホセ・リサール記念館もあります。

リサール公園

フィリピンの英雄ホセ・リサール記念像を中心に広大な緑の芝生が広がる公園。美しい花や樹木が植えられ、噴水、花時計などが配置され、東端のアグリフィナ広場には大きな地球儀もあります。

観光中のご注意

  • 人混みでのスリ、ひったくり、親切心を装って睡眠薬入りの飲み物を飲ませての強盗などが増加しています。甘い話には決して乗らず、軽い気持ちで人助けをしようなどとは思わないことです。また、ガイドの名前を騙った詐欺行為にもご注意ください。
  • 人差し指で人を指したりしないようにしてください。
  • フィリピンの人は人前で怒られるのを特別嫌うので、人前で大声をあげないようにしてください。

在外大使館・公館・領事館

在フィリピン日本国大使館・在マニラ日本国総領事館

住所 2627 Roxas Blvd., Pasay City, Metro Manila, PHILIPPINES
休日 土・日曜、祝祭日
電話 (02)8551-5710
FAX (02)8551-5780
  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

国際線航空券を予約

航空券と組み合わせてお得にマイルがたまるサービスも!

海外ツアーを予約

航空券+ホテルを自由に組み合わせ!オリジナルの旅