カイロ

カイロ

プロフィール

カイロは、エジプト北東部、ナイル川下流域に位置する人口約1,600万人の大都市。エジプトの首都として政治、経済、文化の中心地であるとともに、アラブ世界の中心地になっています。カイロは、紀元1世紀にアラブ人によって町が開かれ、オスマン・トルコやイギリスの支配を経て、1922年以降エジプトの首都として栄え、現在では地下鉄も運行する近代的な都市に発展しています。市内や周辺には古代エジプト文明の遺跡や史跡が豊富に残されており、エジプト観光の玄関口として世界各国の旅行客が絶えることなく訪れています。
言語:アラビア語 人口:約1,600万人

MAP

カイロ地図

時差

日本-7時間(夏時間-6時間)
日本の正午は、カイロでは午前5時です。
夏時間は、4月下旬〜9月下旬です。

空港情報

カイロ国際空港

市の中心から北東約20kmに位置する国際空港。ターミナルは二つに分かれ、第1ターミナルはエジプト航空専用で、国際線と、国内線のすべてが発着。第2ターミナルはエジプト航空以外のヨーロッパ系航空会社の国際線が発着しています。
両ターミナル間はかなり離れており、移動にはタクシーかバスを利用します。所要約5分です。
空港から市内までのアクセスは次の通りです。

タクシー

乗り場に停車している白と黒のタクシーが安全です。料金は交渉制です。所要時間は約1時間位で、朝夕のラッシュは渋滞でかなり時間がかかります。

リムジン

車はきれいで快適です。料金は定額制で、チップが必要です。

エアコン付き356番バス

観光客用のバスでエアコン付。市の中心タハリール広場まで運行しています。所要約2時間です。大きな荷物を持っている場合はチップが必要です。

交通機関

乗り物 ポイント
タクシー 白と黒のタクシーが一般的で、ホテルの前や主な観光地に停車している車をつかまえます。流しも拾えますが、ほとんど英語を話せませんので、アラビア語の印刷物を見せて行く先を告げます。料金は交渉制で、観光客はエジプト人の倍額を要求されますのでご注意。
地下鉄 メトロと呼ばれている交通機関で、市内は地下を走り、郊外は地上を走る列車。現在は、イル・マルグ〜ヘルワーン線と、ショブラ・イル・ヘーマ〜イル・ムニーブ線の2路線を運行。エジプト考古学博物館や、オールド・カイロ、ヘルワーン、カイロ動物園などに行くのに便利です。構内には英語表記もあります。
列車の先頭車は女性専用車なので乗車する際はご注意。
バス すべてアラビア語表示で、初めての旅行者には理解できず、運転も乱暴でおすすめできません。
路面電車 カイロ郊外のヘリオポリスと、ラムセス中央駅間を走行しています。
水上バス 新市街があるナイル東岸と、対岸のギザ地区を結ぶ交通機関で、所要時間は約20分。出航時間が不定期なので、時間にゆとりのない方にはおすすめできません。

携行品

  • 日差しが強いため、帽子、サングラス、日焼け止めは必需品です。
  • スニーカーなど、歩きやすい靴を履くようにしてください。
  • ティッシュペーパー、リップクリーム、目薬、日焼け止めなどもあると良いでしょう。
  • 女性はスカーフを持参すると、モスク入場や砂ぼこりよけに役立ち、重宝します。

TPO

遺跡観光の際は

履きなれた靴で観光することをおすすめします。ピラミッドの内部観光では、石積みを昇ったり、上昇通路で窮屈な姿勢を強いられますので、女性はハイヒールやスカートを避け、ズボンを着用してください。内部はほこりっぽいのでマスクやタオルを持参すると重宝します。

高級ホテルでは

カイロの4つ星、5つ星クラスのホテルは、静かで落着いた雰囲気が保たれ、各種の設備が整い、高級感があふれています。レストランによっては服装チェックもありますので、男性は上着にネクタイ、女性もワンピースなどドレッシーな服装が必要となる場合があります。

女性は

イスラムの国なので、女性のノースリーブ、短パンなど肌を露出する服装は慎みましょう。スカーフを持参するとモスク入場の際などに重宝します。

慣習・マナー

  • 肌を大きく露出したような服装や、派手な振る舞いはしないほうが賢明です。また、イスラム教の女性を撮影するときは事前の了解が必要です。
  • 観光ホテル以外では、お酒はほとんど手に入りません。

電圧/プラグ

電圧は220ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグはCタイプをご用意ください。ヘアドライヤーは、ほとんどのホテルが用意していますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

220ボルト

周波数

50ヘルツ

プラグ形状

プラグC

飲料水

水道の水は避け、ミネラルウォーターをお飲みください。

トイレ

なるべくホテルのトイレを利用しましょう。
エジプトのトイレは、アラブスタイルのトイレで、備え付けの空かんに水をくみ左手でお尻を洗う方式が主流です。
トイレットペーパーはありません。洋式のトイレでもトイレットペーパーがない所が多いので、ポケットティッシュは必ず携帯してください。
使用した紙は水で流さずに、備え付けの容器に入れてください。

電話のかけ方

カイロ→日本

ダイヤル直通国際電話

ホテルや公衆電話から、日本の通話先に直接かけるダイヤル国際電話が便利です。ホテルの客室からかける場合は、通話料金にホテルの手数料も加算されるので、かなり割高となります。ホテルのロビーや公衆電話を利用すると手数料はかかりません。ホテルのお部屋からかける時は、ホテルの外線番号からダイヤルしてください。日本の市外局番は必ず最初の0を取ってください。
カード式公衆電話電話があり、カードは3種類あります。

  • オレンジ色(電話局、空港に多い)
  • 緑色=メナテル
  • 青色=ナイルフォン

カードは、街の「MINATEL」「NILE PHONE」の看板が出ている店で売っていますが、街中の公衆電話は数が少なく、不便です。カードはLE10とLE30ですが、日本へはLE30で2分程度です。

ホテルのお部屋からダイヤル直通国際電話

(外線)+00+81+日本の市外局番(最初の0を取る)+相手番号

観光スポット

ギザのピラミッド・スフィンクス

カイロの南西約13km、ギザ地区の砂漠にそそり立つ有名な3基のピラミッド。ピラミッドは正四角錐の巨大な石造建築で、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドが並んでいます。クフ王のピラミッドは4500年前ごろ建設されたピラミッドで、3基のピラミッドで最大の大きさ。カフラー王のピラミッド前の葬祭殿へ続く参道の入口脇には、顔がカフラー王、体がライオンのスフィンクスがピラミッドを守護しています。

ツタンカーメン(エジプト考古学博物館)

エジプト考古学博物館で人気のツタンカーメン王の黄金のマスク。19歳の少年王がかぶっていた純金製のマスクで、重量は約11kgあります。青い部分は宝石のラピス・ラズリ、目の部分は水晶と黒曜石が使われています。

観光中のご注意

  • 街を歩いていると、物売りに声をかけられたり、まとわりつかれたりしますが、はっきりと断るか徹底的に無視することが必要です。また、身の回りの安全に十分注意し、放置されている荷物などに触ったりしないようにしましょう。
  • エジプトでの買い物は、値切って買うのが常識。定価の10分の1くらいの値段から交渉に入り、値引けない場合はさっさと店を出てください。

在外大使館・公館・領事館

在エジプト日本国大使館

住所 81 Corniche El Nil Street, Maadi, Cairo (P.O.Box 500, Maadi)
電話 (02)2528 5910(代表)
FAX (02)2528 5905(直通)

大使館領事部窓口

住所 大使館1階(入口はコルニーシュと反対側の東玄関)
電話 (02)2528 5910(代表)
FAX (02)2528 5907(直通)
E-mail ryoji@japanembassy.com.eg
  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

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