ルクソール

ルクソール

プロフィール

カイロの南約620kmほど下ったナイル川沿いに栄えた街。古くはテーベと呼ばれ、紀元前1565年ごろから前750年ごろまでテーベの首都として繁栄。古代の王たちが権力を示した建造物が点在しています。ナイル川を挟んで東岸にカルナック神殿とルクソール神殿、西岸には王家の谷とハトシェプスト女王葬祭殿などがあり、エジプト観光のメッカになっています。
言語:アラビア語 人口:約42万人

MAP

ルクソール地図

時差

日本-7時間(夏時間-6時間)
日本の正午は、ルクソールでは午前5時です。
夏時間は、4月下旬〜9月下旬です。

空港情報

ルクソール空港

市街地から北東約10kmに位置する空港。空港から市内へのアクセスは、公共交通機関はなく、タクシーを利用します。

タクシー

タクシーにメーターはほとんどないので、料金は交渉制です。所要約20分です。

交通機関

乗り物 ポイント
タクシー 流しのタクシーが拾えます。タクシーはメーターが付いていない車がほとんどで、料金は交渉制です。
鉄道 鉄道のルクソール駅が市の東側にあります。カイロとアスワンを結んでいます。地下鉄はありません。
バス 市バスがありますが、言葉が通じないため、観光客には不向きです。また、ナイル川沿いを走る観光バスもあります。
フェリー ナイル川の東岸と西岸を結ぶフェリー。所要約5分。早朝から深夜まで頻繁に往来しています。
馬車 料金は決まっていないので乗る際には交渉が必要です。写真撮影をした場合はチップを払いましょう。

携行品

  • 日差しが強いため、帽子、サングラス、日焼け止めは必需品です。
  • スニーカーなど、歩きやすい靴を履くようにしてください。
  • ティッシュペーパー、リップクリーム、目薬、日焼け止めなどもあると良いでしょう。
  • 女性はスカーフを持参すると、モスク入場や砂ぼこりよけに役立ち、重宝します。

TPO

遺跡観光の際は

履きなれた靴で観光することをおすすめします。ピラミッドの内部観光では、石積みを昇ったり、上昇通路で窮屈な姿勢を強いられますので、女性はハイヒールやスカートを避け、ズボンを着用してください。内部はほこりっぽいのでマスクやタオルを持参すると重宝します。

高級ホテルでは

ルクソールの4つ星、5つ星クラスのホテルは、静かで落着いた雰囲気が保たれ、各種の設備が整い、高級感があふれています。レストランによっては服装チェックもありますので、男性は上着にネクタイ、女性もワンピースなどドレッシーな服装が必要となる場合があります。

女性は

イスラムの国なので、女性のノースリーブ、短パンなど肌を露出する服装は慎みましょう。スカーフを持参するとモスク入場の際などに重宝します。

慣習・マナー

  • 肌を大きく露出したような服装や、派手な振る舞いはしないほうが賢明です。また、イスラム教の女性を撮影するときは事前の了解が必要です。
  • 観光ホテル以外では、お酒はほとんど手に入りません。

電圧/プラグ

電圧は220ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグはCタイプをご用意ください。ヘアドライヤーは、ほとんどのホテルが用意していますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

220ボルト

周波数

50ヘルツ

プラグ形状

プラグC

飲料水

水道の水は避け、ミネラルウォーターをお飲みください。

トイレ

なるべくホテルのトイレを利用しましょう。
エジプトのトイレは、アラブスタイルのトイレで、備え付けの空かんに水をくみ左手でお尻を洗う方式が主流です。
トイレットペーパーはありません。洋式のトイレでもトイレットペーパーがない所が多いので、ポケットティッシュは必ず携帯してください。
使用した紙は水で流さずに、備え付けの容器に入れてください。

電話のかけ方

ルクソール→日本

ダイヤル直通国際電話

ホテルや公衆電話から、日本の通話先に直接かけるダイヤル国際電話が便利です。ホテルの客室からかける場合は、通話料金にホテルの手数料も加算されるので、かなり割高となります。ホテルのロビーや公衆電話を利用すると手数料はかかりません。ホテルのお部屋からかける時は、ホテルの外線番号からダイヤルしてください。日本の市外局番は必ず最初の0を取ってください。
カード式公衆電話電話があり、カードは3種類あります。

  • オレンジ色(電話局、空港に多い)
  • 緑色=メナテル
  • 青色=ナイルフォン

カードは、街の「MINATEL」「NILE PHONE」の看板が出ている店で売っていますが、街中の公衆電話は数が少なく、不便です。カードはLE10とLE30ですが、日本へはLE30で2分程度です。

ホテルのお部屋からダイヤル直通国際電話

(外線)+00+81+日本の市外局番(最初の0を取る)+相手番号

観光スポット

カルナック神殿 〔東岸〕

紀元前2000年ころの中王国時代から1500年の年月をかけて、歴代のファラオがテーベの守護神、アメン神に捧げた神殿群。2.4km四方の土地にいろいろな神殿や神像、大列柱が立ち並んでいます。カルナック神殿は、毎夜ライトアップされて幻想的な音と光のショーが催されています。

ハトシェプスト女王葬祭殿〔西岸〕

紀元前1503〜1482年の女性ファラオ、ハトシェプスト女王がトトメス1世と自身のために立てた葬祭殿。岩壁を背後にして建造された葬祭殿は3層のテラスがあり、第2テラスの左端にあるハトホル女神礼拝堂の壁にハトシェプスト女王の伝説や交易の図などが書かれていて、当時をしのべます。

ルクソール神殿 〔東岸〕

カルナック神殿の付属神殿で、カルナック神殿にいるアメン神が、毎年ナイル川の氾濫期に船で出かける行事の聖域として建造されたもの。神殿の壁のレリーフにその行事が描かれています。

王家の谷 〔西岸〕

18王朝から新王国時代にかけての歴代のファラオの墓所。現在までに発見された墓所は58で、ツタンカーメン王の墓もここから発見されています。

観光中のご注意

  • 街を歩いていると、物売りに声をかけられたり、まとわりつかれたりしますが、はっきりと断るか徹底的に無視することが必要です。また、身の回りの安全に十分注意し、放置されている荷物などに触ったりしないようにしましょう。
  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

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