キャリアイメージ
空港以外で活躍している仲間
統括マネジャー(西鉄エアサービス)
平井 亜矢子
私は現在、ブランドパートナー企業である西鉄エアサービス株式会社に出向し、北九州空港でオペレーショングループのマネジャーとして勤務をしています。北九州空港のような多くの地方空港は、ブランドパートナーと呼ばれるグランドハンドリング会社が日本航空から委託され、空港業務全般を行っています。
私がJALスカイ札幌に入社し、新千歳空港での旅客業務の経験を重ねていくなかで、JAL本社部門の訓練教官の経験や、貴賓室・ラウンジ業務に特化したプレミアサービスグループの立ち上げ等、さまざまな挑戦やチャンスを頂くことができました。別会社へ出向し、新千歳空港とは遠く離れた北九州空港で勤務をするというこの機会も、私にとって大きな挑戦です。
北九州空港では、JAL便ハンドリング業務に加え、韓国、中国路線といった外航の新規受託や、プライベートチャーター便のハンドリング、空港ビル主催の各種イベントへの出展企画など、業務内容は多岐にわたっており、小さい所帯ながらも新しい仕事の連続です。未経験の仕事を前にして困難を感じることもありますが、仲間と共に成し遂げていくことにやりがいを感じています。また、別会社に籍を置き自分自身もブランドパートナースタッフの一員としてJALグループ便のハンドリングに携わることは、これまでの自身の仕事を水平展開して見つめる、という貴重な経験となっています。与えられたチャンスから自分のミッションを見出し、「考動」できる社員になれるよう、また、自分の後に続く後輩たちの目指す姿となれるよう、今後も経験を重ね、挑戦を続けていきたいと思います。
空港企画部中国室
斉藤 有紀枝
私は現在、上海浦東空港所での旅客業務と運航業務が一つの組織となっている部門の責任者として、上海浦東空港にて毎日JAL国際線のハンドリングに携わっています。
JALスカイ札幌に入社し新千歳空港での長い空港業務を経験したのち、2016年8月にJAL本社である空港本部空港企画部で約2年間、JAL国内・海外空港サポート業務を中心に担当し、特に海外空港と関わる事で自分自身でも多くの経験を得る事ができました。その後海外赴任という更に大きなチャンスを頂く事ができました。
初めての海外赴任で責任も重くプレッシャーもありましたが、自分に与えられたチャンスには必ず意味があること、自分のステップアップにチャレンジしてみようと決意し赴任しました。上海浦東空港は一日7便というJAL国際線の中でも一番多くの便数をハンドリングしており、現地旅客スタッフ30名と共に日々サービスの品質向上に取り組んでいます。
新しい環境での信頼関係を築く難しさと、楽しさ、やりがいを日々感じながら海外で頑張っております。
空港オペレーション教育訓練部
教育訓練グループ 専任教官
杢保 佳奈
私は現在JAL本社部門「空港オペレーション 教育訓練部」において、新入社員教育や全国のグランドスタッフを対象としたサービス訓練を担当しております。私が訓練で最も大切にしていることは、教官が一方的に教える訓練にならないよう、受講生の考えや思いを尊重することです。近年、機械化が進みスマートエアポートが徐々に展開され、人の手を介さずに搭乗手続きや手荷物受託等ができる時代へ変化しています。便利になる一方、私たちが目指す「世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社」になるためにはどこで差別化を図るのか。それは「人間力」だと考えております。サービスに正解はありませんので、一人一人がお客さまにして差し上げたいと考えたサービスにより磨きをかけるためのアドバイスを行うこと、また、『機械ではなく「人」にしかできないサービスを提供できる人財』を増やすことが教官の任務だと考えております。
また、この部署に出向する前は国内線のグランドスタッフとして10年半ほど働いておりました。毎日たくさんのお客さまの笑顔に触れ、時には「ありがとう」と感謝の気持ちをいただく中で、多くのやりがいを感じながら接客をしておりました。もちろん楽しいことだけではなく、急なイレギュラー発生に伴い苦労することもありましたが、どんな時も手を差し伸べてくれる仲間がいてくれるので常に前向きな気持ちで業務にあたることができました。今後もJALをご利用くださるお客さま、そして一緒に働く仲間へ常に感謝の気持ちを持ち、「世界で一番お客さまに選ばれ、愛される航空会社」を目指してまいります。
オペレーションコントロール部
ロードコントロール室
第2ロードコントロールグループ
ロードコントロール室
谷山 沙織
私は現在「グランドハンドリング・ロードコントロール企画部 ロードコントロール室」でロードコントロール業務を担当しています。ロードコントロール業務とは、航空機が安全に飛行するために重量、重心位置が規定値内で収まるよう他部門や現地の空港と調整を行い、そして最終的な重量と搭載位置を機長へ報告する業務です。ここでは直接お客さまと接することはありませんが、大切な命をお預かりしていることを忘れず、一便一便安全に運航ができるよう意識しながら業務を行っております。ロードコントロール室は日本航空の本社部門が入るビルにあり、1日約1000便のJALグループの国内線・国際線を24時間体制で対応しています。
私は入社以来、空港で旅客業務を担当していましたが、ひとつの分野にとどまらず新しい経験を得る機会を頂いたことで、毎日刺激を受け自身のやりがいにも繋がっています。そしてこれまで培ってきた経験を活かし、最高のサービスを提供できるよう頑張ります。
育児と両立しながら活躍している仲間
JALスカイ札幌には、子育てをしながら仕事で活躍している仲間もいます。
育児休職中は子育てに専念しているため、会社の状況も把握しづらく復帰できるか、業務のスピードについていけるか等の不安を覚える社員も多いのですが、JALスカイ札幌では会社との定期的なコミュニケーションにより最新の情報を共有し、仕事復帰への不安が軽減できるように工夫をしております。
新米ママからベテランまで、いろいろな経験を積んでいるママが在籍しているので、相談しやすい環境です。
育児と仕事の両立と考えると、とても難しい問題のように感じてしまいがちですが、女性の多い職場だからこそ相談できることもたくさんあります。
【育児をしながら活躍している仲間からのコメント】
子育てをしながら働くことは、決して楽ではありませんが、苦労だけでもありません。
常に感謝の気持ちを忘れずにいることが大切です。困ったときは周りの方々がたくさん助けてくださいます。
これまでの経験と積み上げてきたキャリアは自身の成長に繋がっています。