ウィーン

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ウィーン

プロフィール

オーストリアの首都ウィーンは、ドナウ川の両岸に広がる面積約415km2、人口約160万人の都市。640年にわたるハプスブルク家の帝都として繁栄し、女帝マリア・テレジアの治下でヨーロッパの代表的な都市に発展しました。帝国崩壊後、1938〜45年までナチスの占領、55年まで米英仏ソ4ヵ国の共同管理下に置かれました。1955年に永世中立国として独立と同時に国連に加盟。経済発展を遂げたウィーンは、ドナウ川を挟んだ対岸に国連都市も造られ、国際都市として新たな発展を目指しています。
ウィーンには、ハプスブルク家の栄華を伝えるホーフブルク(王宮)、シェーンブルン宮殿、シュテファン寺院、カールス教会、オペラ座などのスポットがあり、北西郊には、広大なウィーンの森が広がっています。「音楽の都」としても知られるウィーンは、ヨハン・シュトラウスや、ベートーベン、シューベルト、シェーンベルクなどの楽聖を輩出し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ウィーン少年合唱団の本拠地になっています。
言語:ドイツ語
人口:約160万人

MAP

ウィーン地図

時差

日本-8時間(夏時間-7時間)
日本の正午は、ウィーンでは午前4時です(3月下旬〜10月下旬は、サマータイムの実施により日本との時差は7時間になります)。

空港情報

ウィーン・シュベヒャート国際空港

ウィーン中心部から東南約20kmに位置する国際空港。
空港から市内までのアクセスは次の通りです。

鉄道

モダンな2階建ての急行列車、シティー・エアポート・トレイン(CAT)が空港地下2階のシュベヒャート空港駅からウィーンミッテ駅まで約16分で結んでいます。座席はすべて1等席、30分間隔の運行。快速電車も空港駅から7号線が運行。ウィーンミッテ駅経由ウィーン北駅まで所要約24分。乗車券は駅構内の窓口か券売機で購入します。

リムジンバス

空港から市内へ3路線を運行。地下鉄のシェヴェーデンプラッツ行きが30分間隔で所要約20分。ウィーン南駅(所要約25分)経由ウィーン西駅行きは30分間隔で所要約40分。国連都市行きは1時間30分間隔で所要約20分。乗車券は空港内サービスカウンター、乗り場の券売機、乗車時に運転手から購入できます。

タクシー

空港から市内まで所要約30分前後で、料金の他にチップが必要です。

交通機関

乗り物 ポイント
地下鉄 地下鉄Uバーンが市内を5路線運行しています。各路線とも観光ポイントの近くを通るので便利です。路線は色分けされ、ホームも同じ色が塗られているので分かりやすく初めての旅行者でも利用できます。地下鉄の乗り場はUのマークが目印。乗車券はホームへの階段近くに路線図と一緒に自動券売機が設置されています。料金はゾーン方式で、1回乗車券から24時間、72時間、1週間のフリーパス、8日間回数券まで購入できます。
市電

赤と白に塗り分けられた市電はウィーン名物のひとつ。地下鉄の走っていない部分を路線が網羅しています。現在35路線が運行しており、路線はインフォメーションセンターでもらえる市内地図で確認しましょう。
停留所は「STRASSENBAHN HALTESTELLE」と書かれた楕円形の標識が目印。乗車券は「Tabak Trafik」と表示があるタバコ店、主要駅の窓口、車内の券売機で。車内で購入した場合は手数料が加算され、料金は割高になります。

バス 市内全域に100系統の路線を網羅しています。市電よりは路線が複雑ですが、観光ポイントの近くを走る路線もあるので便利です。バスは、車体に行き先や路線番号が分かりやすく表示されていますので、初めての旅行者でも利用できます。
「AUTOBUS HALTESTELLE」と書かれた標識が停留所で、乗車券は市電と同じで、車内で購入する場合は運転手に頼みます。22:00〜04:00運行の深夜バスも22路線あります。
タクシー ホテルの前や街のタクシー乗り場から乗ります。屋根にTAXIのランプを点灯して走行してくる車は空車で、手を上げて捕まえられます。行き先は印刷物や文字で示したほうが安全です。料金はメーター制で、降車の際にはチップをお支払いください。
  • ウィーンカード:観光に便利なカードで、地下鉄・市電・バスなどの市営交通機関が72時間フリーパス。美術館、博物館の入場料金も割引になり、ショッピングやレストランの割引やプレゼントなどの特典も付いています。ウィーンカードは、ホテル、観光案内所、地下鉄や主要駅で販売しています。

TPO

ホテルや高級レストランでディナーを取る際、男性は上着にネクタイ着用、女性もワンピースなどドレッシーな服装が必要となる場合がありますので、一着はご持参ください。
特に音楽会、観劇などに行かれる場合、男性はダークスーツを、女性もそれに準じた正装をご用意ください。

慣習・マナー

個人や個人の住居・土地の写真撮影は基本的に禁止です。

電圧/プラグ

電圧は230ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際には、変圧器と差し込みプラグが必要です。差し込みプラグは、C・SEタイプをご用意ください(Cが一般的)。ヘアドライヤーはほとんどのホテルのお部屋に用意されていますが、備え付けていないホテルもありますので、心配な方はご持参ください。

電圧

230ボルト

周波数

50ヘルツ

プラグ形状

プラグC
プラグSE

飲料水

水道の水は飲用可能ですが、硬水のため、心配な方はミネラルウォーターをお飲みください。

トイレ

地下鉄、駅の女性用トイレは有料です。
ホテル、デパート、レストランなどでのご利用をおすすめします。

電話のかけ方

ウィーン→日本

ダイヤル直通国際電話

ホテルや公衆電話から、日本の通話先に直接かけるダイヤル国際電話が便利です。ホテルの客室からかける場合は、通話料金にホテルの手数料も加算されるので、かなり割高となります。ホテルのロビーや公衆電話を利用すると手数料はかかりません。ホテルのお部屋からかける時は、ホテルの外線番号からダイヤルしてください。日本の市外局番は必ず最初の0を取ってください。

ホテルのお部屋からダイヤル直通国際電話

(外線)+00+81+日本の市外局番(最初の0を取る)+相手番号

観光スポット

シュテファン寺院

高さ約137mの尖塔がそびえ、モザイクの大屋根が印象的なオーストリア最大のゴシック様式の寺院。大尖塔の南塔は階段で約72mのテラスまで、北東はエレベーターで約60mのテラスまで登れ、市街の眺望が楽しめます。地下のカタコンベには、歴代皇帝の内臓を収めた壷が置かれています。

ヨハンシュトラウスの像

ウィーンで活躍した「ワルツ王」ヨハン・シュトラウスの黄金の像。像の立つ市立公園は市民の憩いの場です。

国立歌劇場

世界のオペラの最高峰として、音楽の都を代表するのが、「ウィーン国立歌劇場」です。その歴史と伝統は古く、創立は1869年です。マーラー、カラヤン、小澤征爾など、巨匠達が歴代指揮者に名を連ねます。

シェーンブルン宮殿

ハプスブルク家の夏の離宮。マリア・テレジア・イエロー(クリーム色)に塗られた壮麗な宮殿で、17世紀の壮大なバロック式の建物を改造し、ロココ調を加えて1749年に完成。総部屋数は1441室。マリア・テレジアの中国趣味を反映し、東洋の陶器や漆製品が収集されている「青の中国の広間」や「漆の間」、「百万の間」、6才のモーツァルトがマリア・テレジアの前でピアノ演奏した「鏡の間」、ウィーン会議の舞踏会場になった大広間などを公開しています。

美術史美術館

ハプスブルク家の一族によって収集された膨大な美術コレクションをもとに、1891年に創設されました。歴史の古さと質の高さにおいてはヨーロッパ屈指の美術館です。

自然史博物館

広場の名前になっているマリア・テレジア女帝は現在でも人々に国の母と呼ばれています。夫のフランツ・シュテファン皇帝は、コレクターとして有名で、彼のコレクションが展示されているのが、この広場にある自然史博物館です。

観光中のご注意

  • 車と市電は一緒の道路を走っていますので、市電の乗降の際は走行してくる車にご注意ください。
  • ウィーンの地下駅カールスプラッツのカールス教会方面出口周辺では麻薬患者が多いので、観光や自由行動の際は十分ご注意ください。
  • オーストリア人の食事、買い物はゆったりとしています。レストランのボーイやウェイトレスをせかしたり、買い物の列に割り込んだりはしないようにご注意ください。
  • 買い物の際、日本のように勝手に商品を取り出すことはマナー違反です。必要な場合は、店員に頼んで出してもらってください。

在外大使館・公館・領事館

在オーストリア日本国大使館

住所 Hessgasse 6, 1010 Wien, Oesterreich
電話 01-531920
FAX 01-5320590
  • 情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。また、重要な事項につきましては事前に関係機関にお問い合わせください。

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