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▲温泉ビューバス付 プレミアルーム。好きな時間に何度でも温泉を楽しむことができる。
青い海と白砂が美しい白浜温泉の絶景ホテル
和歌山県の南紀白浜空港から車で10分ほどの場所にある、白浜温泉。諸説あるが、有馬温泉と道後温泉と並ぶ日本三古湯の一つに数えられ、『万葉集』や『日本書紀』にも登場する歴史ある温泉地だ。そんな白浜温泉にある「南紀白浜マリオットホテル」は、地名の由来にもなった白砂が美しい白良浜(しららはま)を一望しながら、温泉を満喫できる。
客室は全182室。6つの部屋タイプがあり、なかでも「温泉ビューバス付 プレミアルーム」は、雄大な太平洋を眺めながら、24時間、人目を気にせず温泉に入れるとあって人気が高いという。さらに最上階の大浴場には露天風呂があり、白良浜を眼下に望みながら湯浴みをすることができる。心地よい湯温と柔らかな湯触り、そして時折吹く潮風が長湯を誘い、時間がたつのを忘れてしまう。
「朝は白良浜の白砂と青い海のコントラストが美しく、夕暮れ時は太平洋に沈む夕日を見ながら温泉を楽しんでほしいです」と同ホテルの北原信行さんは微笑む。気づけば、海が青色から茜色へと染まってゆく。刻々と移りゆく景色とともに滞在する―。ここはそんな心潤うひと時が待っている。
(左)真っ白でサラサラの砂が広がる、延長約620mの白良浜。関西有数の海水浴場として人気があり、ハワイ・ホノルルのワイキキビーチと姉妹浜提携を結んでいる。
(右上)白浜の海が育んだ魚介をはじめ、熊野牛や紀州うめぶたなど、地元の食材を生かした料理。
(右下)美肌の湯として知られる白浜温泉。大浴場の露天風呂から眺める白良浜は絶景。
和歌山県西牟婁郡白浜町 南紀白浜マリオットホテル
Tel:0739-43-2600
和歌山県西牟婁郡白浜町2428
料金:25,155円~(1泊1室2名利用時の1名料金夕・朝食付き 税・サービス料・入湯税込み)
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
南紀白浜空港から車で約7分
Photo by Kiyoshi Nishioka
Text by AGORA
▲ランチ料理。自家製の胡麻だれで味わう鯛茶漬け(左)、9種類の旬の食材を使った寄せ鍋(右)。
料亭の味を気軽に季節を味わう和カフェ
表参道駅すぐの複合施設内に店を構える「茶洒(さーしゃ) 金田中」。大正に創業した料亭「新ばし 金田中」の味をカフェスタイルで楽しむことができる。「料亭はお酒を肴に会席料理を味わう場所ですが、ここはお酒を抜きでお茶をしながらゆっくり過ごしてもらいたいです」と店長の森山裕介さんは話す。「酒」という字と、一本横線を除いた「洒」という字をかけて、“洒脱にお茶を楽しんでほしい”という思いから店名が付けられたという。
店内に入ると、都会の喧騒を忘れる静寂な空間が広がっている。デザインを手掛けたのは、現代美術作家の杉本博司氏。無垢材の大きなカウンターテーブルと、そこから望む美しい苔庭が印象的だ。
そんな空間で味わう料理の数々は絶品。なかでも、前菜、メイン、デザートを味わえるランチは人気だ。メインは、ハーフサイズの好きな料理を二つ組み合わせることができ、その日の気分によって選べるのも魅力。また甘味メニューも豊富で、自家製のわらび餅や葛切りもぜひ味わってほしい。ちょっとした休息に、ランチタイムに、料亭の味をカジュアルに楽しんでみてはいかがだろう。
(左上)さくら餡、よもぎ餡、ゆず餡など、季節ごとに替わる3色の餡でいただく白玉餅。四季を感じながら味わいたい逸品。
(左下・右)趣がありながらも、シンプルで洗練された店内。大きなガラス窓を開けると、庭と店内が一体となる開放的な空間。晴れの日はもちろん、雨の日もしっとりと落ち着いた雰囲気がなんとも心地よい。
東京都港区北青山 茶洒 金田中
Tel:03-6450-5116
東京都港区北青山3-6-1 oak omotesando 2F
営業時間:11:30~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)ランチタイムは14:00まで
定休日:不定休(ビル休業日に準ずる)、年末年始
料金:昼3,000円~、夜5,000円~(税込み)
東京メトロ銀座線表参道駅徒歩約1分(駅直結)
Photo by Susumu Tsunoda
Text by AGORA