京都・千年の時が紡ぐ「静けさ」という贅沢

多くの人々が行き交う京都駅。駅から徒歩約2分とアクセス抜群の「ザ・サウザンド京都」のエントランスに足を踏み入れると、喧騒から一転、静謐な空気に包まれる。その先には京都の寺院にインスパイアされたという大階段が。ここから極上の「非日常」が始まる―。

「千年の都・京都」に根付く自然と共に生きる知恵、おもてなしの精神を受け継ぐ「サステナブル・コンフォート・ホテル」がコンセプト。茶道や禅に通ずる、引き算の思想から生まれるシンプルでミニマルなデザインに、光や緑、さらに各所に配されたアートの数々が織りなす静かで心地よい空間とサービスを提供している。

ぜひ試したいのがオリジナルのはちみつ※。SDGsアクションの一つとしてホテルスタッフが屋上で都市養蜂に取り組み、採れたはちみつは京都の花々を凝縮したような複雑かつ華やかな風味が魅力。ホテル内のレストランでフードやドリンクで楽しむことができる。

駅近で観光の拠点として便利だが、ホテルで過ごす時間を堪能するステイケーションも人気。古都が紡ぐ千年の時に身を委ね、静けさという最高の贅沢を。

※数量限定、なくなり次第終了。

瀬戸内の絶景に同化し心と体を解き放つ

エントランスに入った瞬間、この旅が特別なものになると確信できる。程よく照明の落ちた廊下に敷かれたブルーのタイル。その延長線上に広がる煌めく水盤と瀬戸内の海、連なる小島が織り成す景色が目に飛び込んでくる。波穏やかな入り江の高台に立つ「ベラビスタ スパ＆マリーナ 尾道」は、第一印象から訪れた人を魅了する。

もともとは、周囲に展開する造船会社の迎賓館として誕生した。世界のVIPをもてなすための上質な造りと日本らしいもてなしの精神は、2007年にホテルとして生まれ変わった今も引き継がれている。イタリア語で「美しい眺め」を意味するホテル名のとおり、瀬戸内の多島美が最大の魅力。全45室はすべてオーシャンビューで、朝に、夕にと表情を変える絶景を見ながら寛げる。一室だけ用意されたメゾネットスパスイートは、海を見ながら施術を受けられるインスパルームやまるでインフィニティプールのような展望風呂も備えている。メインダイニングのテラス席は全面ガラス張りで、海を感じる開放感溢れる造り。滞在中は一歩もホテルの外に出たくなくなるくらいだ。